令和 3年の 幕間ですけど・・その 5
- 2021/06/12
- 23:35
この 6月に至って、流行続く 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症の予防接種が全国で本格化してきた様です。当地愛知でも一部市町に見られる様ですが、医療関係と高齢世代の各位への接種が山場を迎え、我々をも含む現役世代と若い世代への接種も、来月辺りから順次進められる気配です。
この予防接種は、米合衆国産のファイザー、モデルナ両社製ワクチンを用いて行われ、我国民市民向けはこの両者製で賄えるとの 厚生労働省説明があった由。後一社・英アストラゼネカ社製も薬事承認はされましたが、ひとまず我国内には向けられず、これも英国にて持たれる先進国首脳会議 G7の議題にもなった、差し迫った感染症流行に直面する他の諸国向けの援護用となる様で、それ自体に拙者は異論はありません。
既に台湾向けに 100万回分超が送付され、次いでヴェトナム向けが計画されているやに聞きます。その後はインド洋の島国・スリランカ向けも検討される様で、米中両国が実施の「ワクチン外交」に我国も参加するという事でしょうか。違和感もないではありませんが、現憲法も標榜する「平和外交」の精神に則るものであるのも事実で、ここは落ち着いて推移を見守ろうと思います。
今、前述ワクチンで議論があるのが 12~ 15歳のローティーン世代への接種可否でしょう。一部自治体では修学旅行運動会などの校内行事を考え実施の意向があるも「子供達の命を危険に晒す」などの抗議が多数に上った事にも鑑み 再考する所もある様です。確かに反対意見の通り 副反応リスクも一定はある様ですので 接種判断に慎重を求めたいのは分かりますが、一部の学校などで集団感染クラスターを生じているのも事実。ここは都道府県知事や市区町村長などの自治体首長に、賢明な状況判断を求めたい所です。
もう一つ、その未成年者が性犯罪に巻き込まれるリスクを少しでも抑え込むべく 刑法改正も検討されている様ですが、それについての 先日の野党衆議の不良な反応には言葉を失ったものですね。曰く「自分の様な 50代と 14歳少女が純粋な恋愛をした場合も処罰されるのはおかしい」ですと。オイオイ、国会議員の本分は、多くの国民を安心させる為の「公共の福祉」を叶える事だろうが。そんな個別の事を持ち出すんじゃないよ!と一瞬声を上げたくもなったものですよ。
尤も、今の刑法の規定もちょっとおかしいですね。同意の間柄で処罰対象となるのは 13歳未満の規定がある由。実はこれ、一世紀前の明治期の制定で、専門家の方々からも「他の諸国より年齢が低過ぎる」と問題視されていたらしいです。与野党共、この下限年齢を 16歳未満に引き上げるべきでは一致している由。そこへ一部の異常な輩が 自らの趣味まで交えてこんな異常な意見を通そうとするのですから、やはりここは人格が疑われる所でしょう。
拙者もこれまで、それは未成年絡みの読み物記事を書いた記憶がありますが、それはあくまで作話・即ちフィクションとしてであり、現実にあり得べきとは思いません。国会議員ともあろう立場でこんな思考の人物がいる事に、まずは唖然とさせられますね。欧米諸国なら 確実に議員辞職に処せられるレベルですが、当該議員は所属政党幹事長の厳重注意処分に留まったそうです。ここにも、我国の個人と公共の区別を弁えないレベルの低さが露呈されたのではと 拙者などは思いますが。
勿論、この事象は注意喚起という所もあるかとは思います。国会議員の中にもこうした「趣味」の者がいる可能性があるという事で、やはり読み物記事を起こす時は そうした反応も頭に入れながら臨まないとという所ですね。拙者はこれまで、犯罪臭のするレベルの暴力描写などはしない様心がけてきましたが、未成年絡みの所も改めて取り扱い注意だなという事ですね。表現の自由度の制約はありますが、やはり負の影響も一定は考えないとという想いに 今なっている所です。それ以前に、まだ次回作のきっかけも掴めていない所ですので 大口は利けませんが。
順調なら、拙者には来月中にも前述予防接種の順番が回りそう。副反応への覚悟はできてますね。発熱や痛み、そうした症状が 特に二回目の接種時に強く出る傾向がある様ですが、最もしてはならないのは 感染したとしても無自覚の内に、他人や周囲に遷してしまう➡つまり媒介者となる事でしょう。外出時のマスク必着や帰宅後毎の手洗い、高頻度の手指消毒など 基本対策の徹底を維持しながら、必ず無事接種に持ち込める様 引き続き用心して参る次第。引き続き、各位のご健勝を祈念致します。又近く・・
今回の人物壁紙 渚ひかり