ちょっと入淫 第46話「点景」
- 2018/10/08
- 16:44
「あぁ、バカだなあ・・」と、今度は中条の方が揶揄される番だった。宮城の退院から 10日。8/31の木曜午後、彼たちと Sタクシー主任運転手の永野は 再び N市副都心の、金盛(かなもり)公園に集っていた。宮城は夏の平装、他の二人は同じく正装。この夏は 8月も下旬に至ってようやく安定した晴天が続く様になり、この日も まだ蝉(せみ)の声を聴く暑さではあったが、晴れに恵まれた。湿度もそう高くはなく 夜間も不快な熱帯夜とは...
ちょっと入淫 第45話「退院」
- 2018/10/06
- 15:28
明けて 8/21月曜、曇りの朝。前日よりはやや蒸し暑く、夜間も空調(エアコン)が止められないレベルではあった。中条 新(なかじょう・しん)の居所にての「夜の行事」は、結局男女入れ替わりの後、初めと同様に昇り切って幕となった。TV画面をチェックしがら眠りに就くつもりだった中条は、結局は由香を上に重ならせたまま、余り熟睡する事なく朝を迎えた。もしかすると、騎乗位で繋がったまま眠ってしまった可能性もある。「ハハ、...
ちょっと入淫 第44話「後戯」
- 2018/10/04
- 22:27
「ふふ、小町先生・・」男二人との熱い 3Pの交合を終え、宮城、そして豊の「男」が抜き離れ、両の脚を曲げ開いて仰向けに臥して まだ息を弾ませる女医・小町にチラリと目を遣り、女看護師・美波は呟いた。朱に染まった秘溝からは、若い豊が放った「特濃」レベルの 半透明白(オパール・ホワイト)をした男精が、ゆっくりと這い出る様に姿を現した。少し間を置き、それは「蟻の門渡り」を経て、菊花(肛門)までをを覆い始めた。一部...
ちょっと入淫 第43話「三位(さんみ)」
- 2018/10/01
- 15:23
「直ぐにゃ信じられんが・・」仰向けに ベッドに臥した、脚を屈曲した体位も艶めかしい 浴衣を着崩した女医・小町と交わり、これも同時に繋がった彼女の「教え子」豊と共に、慎重に腰を動かしながら、宮城は呟いた。「まあ、こういう治療もありって事か・・」 初めの内気になった 肝臓の方は大した事もなく、程なく退院かと思ったら、別件で、この様な「とんでも療治」が 彼を待っていたのである。宮城の直ぐ前で、喘ぎ続ける...
ちょっと入淫 第42話「療治」
- 2018/09/28
- 22:13
「本当に・・」女医・小町(こまち)は、呟く様に言った。「惚れ惚れする程、綺麗な正常位だこと・・」彼女自身の居所寝室のベッドで繰り広げられた、女看護師・美波(みなみ)と「患者の男」宮城(みやぎ)の、熱い交わり。つい今しがた 絶頂を迎え、絡んで臥したままの二人は まだ息を荒げながら、愉悦の余韻に浸っていた。傍らには女医と、二人の昂りを補助させた 教え子の豊(ゆたか)が、静かに控える。「(宮城)一路(いちろ)さん、...