パノラマカーと変な犬 第43話「日時」
- 2018/03/31
- 21:51
熱い高め合いで「頂き」に昇った 由紀と中条は、まだ上と下で、交合を解かずにいた。「夏だって、夜は長い。まあ焦らずに。離れるのは、ゆっくりでいい」彼が言うと 「・・ですよね。もう少し一つって事で」由紀も、快く応じた。「まあね。二人が繋がってても、できる事ってあるし・・」少し前に頂きに昇り、この時は 傍らで見守っていた姉の由香が、中条と唇を合わせる。「好いぞ、由香ちゃん・・」男が続けた。「どや、又、俺...
パノラマカーと変な犬 第42話「回春」
- 2018/03/29
- 21:44
幾分「機能」を回復させる事のできた中条は、姉の由香に続き 妹の由紀とも頂きを目指すべく、彼女の上に重なっていた。まずは、首周りに両の腕を回しての「ネックキング」で 軽めの挨拶からだ。「確か・・」彼は言った。「お姉ちゃんにも見せた事ねぇと思うぞ。この技は・・」組み敷かれる由紀「・・ですね。この前の旅行でもなかった様な。でも、それだけに 新しい気分でよろしですわ~・・」男は続けた。「んだんだ。俺も同じ...
パノラマカーと変な犬 第41話「続昂」
- 2018/03/27
- 21:39
夏の夜の蒸し暑さを 一定は解消する、緩く冷房の入った中条の寝室で、由香・由紀の木下姉妹と彼が繰り広げる 3Pの行為が続く。まず、姉の由香と交わり 頂きへと導いた後、妹の由紀と、並んで座り再びの高め合いに入る。「由紀ちゃんも好いぞ。特に胸の双丘な」言葉を選びながらも、意識して 姉を上回る魅力がある様に語る、彼であった。由紀は言った。「そうでしょう。この前の旅行より、お触りが念入りで、伯父様もじっくり味...
パノラマカーと変な犬 第40話「素案」
- 2018/03/25
- 21:56
「あっ・・うっ・・、ゆ・・由香ちゃん。そろそろ・・行くぞ!」 「ふっ・・はっ・・、ふぅぅっ!お・・伯父様、決めるのは か・・必ず、あたしの中やよ!」 「ええんか?ホンマに安全日なんやろな?」 「だ・・大丈夫よ、信じて・・あぁぁ~!」 「わ・・分かった。そないな事なら、の・・昇ろうぜよ~!うぅぅ~っ!」引き続き、上と下で交合を続ける 由香と中条は、最後の高め合いに入っていた。「由香ちゃん、昇るぞ~!...
パノラマカーと変な犬 第39話「仮想」
- 2018/03/22
- 22:01
「おい、由紀ちゃん!」姉 由香に重なり、熱く交わっていた中条だったが、一時 視界から消えた由紀の姿は、意外に早く戻って来た。しかしながら、その姿態(ポーズ)は、男の視点からは、かなり異様な光景だった。「待て待て待て!その手待った~!」 彼が色めき立ったのは、次の光景を目撃した事による。正常位で交合を始めた 由香と中条。初め 由紀は、交わる二人の後方、俗に「ハメ撮り」と言われる 結合部がよく見られる位...
パノラマカーと変な犬 第38話「異趣」
- 2018/03/20
- 21:04
「由香ちゃん。途中で悪いな・・」暫く続けていた、彼女の下方への口唇愛撫(クンニリングス)を、珍しくも途中で止めた中条が言った。「はい、何でしゃろ・・」秘溝を 舌をも使って舐め回され、艶やかな喘ぎを発していた由香が返した。聞いた男は「あのな。このままソファの上で昇らん方が良い。貴女が望むなら、それでも良いけどさ。折角ベッドが空いてんだから、ここから上は、そっちで昇ろや・・」中条の、この言葉を聞いた由香...
パノラマカーと変な犬 第37話「昂跡(こうせき)」
- 2018/03/18
- 21:53
「そや。それは・・!」中条の膝上に上体を預け、フレアのミニコスを纏(まと)う、「T」を着けただけの下方を、長いソファの上で 彼の手指で責められながら 由香は呟く。「多分・・」 「伯父様の男根(コック)を、口唇で高めろって事やわ・・」 「・・つまり、フェ・ラ・チ・オ・・」若い周(あまね)の、大ぶりなそれに憧れる彼女だったが、先の大型連休中の、新潟磐越の宿にての前例もあり、中条の一物を愛撫するに、必ずしも吝(...
パノラマカーと変な犬 第36話「趣向」
- 2018/03/16
- 14:47
外では蒸し暑さを感じる 夏の夜だが、中条の居所は 勿論冷房完備。熱く、しかし心地よく 夜のお伽(とぎ)が進行していた。それはかつて、彼が以前の勤務先都合で西方に住んだ頃、時折通った、大坂「キタ」辺りの 風俗店での事共とかをも思い起こさせるものがあった。「ああ・・」美しい・・というより麗しい、由紀の下方を 後ろから愛(め)でていた彼は、感嘆して言った。「ホンマにさぁ、どんなモデルや RQ(レース・クウィーン...
パノラマカーと変な犬 第35話「艶席」
- 2018/03/14
- 22:08
「お・待・た・せ・・」 お騒がせの近所犬「マル」が 階下の屋内へ引っ込んだ直後、TVを点け 居間で寛ぐ中条の元へ、着替えた 由香・由紀の姉妹が現れた。「おお、好いぞ好いぞ。思った通りのエロさだわ。俺は これを待っとったんよ~!」 「有難うございます。伯父様の好みは、多分 これやないかって言い合ってたんですよ~!」A大学や、佐分利学院との往き来に着ける、清楚なブラウスや濃色のロング・パンツとは打って変...
パノラマカーと変な犬 第34話「戯事」
- 2018/03/12
- 21:49
「まあ、酒気は帰ってからにしようや」 「・・ですね。ここは、色んなお料理の味を楽しみたいわ」城趾の北西にある商業施設(ショッピング・モール)の中で 二、三のゲームに興じた後、由香・由紀の姉妹と中条は、彼馴染みの和食処で、一部の品を省いた ミニ懐石の様なコース料理を嗜んだ。男ばかりなら、ステーキやローストビーフのコースとかの出番だが、中条の想像通り、姉妹は 肉料理より海鮮ネタが好みだったのだ。何より彼...