レディオ・アンカーの幻影 字余り
- 2020/05/04
- 21:16
お蔭様で、令和最初の拙連載も、何とか終了の運びとなりました。今回も、表現や文脈に詰め切れない課題が残り、機会あれば次回の折にでも改善を図ろうと思います。今回は、拙者も親しむラジオ深夜放送の魅惑的な女性司会進行者 所謂アンカーと一聴取者の男が、偶然に接触の機会を得、なりゆきで深い間柄に進んで行く様子を、彼の勤務先同僚で結局は恋愛の様な関係へと進むもう一人の女を絡めて描いてみました。ただ、ドロドロした...
レディオ・アンカーの幻影 第44話「不問」
- 2020/05/01
- 13:48
「離れて良いわ・・」絶頂後の心地良い余韻を経て、呟く様な由香利の言葉を確かめた前嶋は、彼女に重なっていた上体を起こし、次いで下方の結合をゆっくりと解きにかかった。まだ熱気と湿気を帯び 堅さを守った竿(コック)が、朱(ルビー色)に染まった秘溝から静々と抜き離された。「やはり・・」彼は思った。「理乃のそれより、明らかに落ち着いた色合いだ。勿論魅力有りだけどな・・」 もう一度上体を屈め、M字開脚で露わな秘溝...
レディオ・アンカーの幻影 第43話「想起」
- 2020/04/26
- 14:40
「由香利さん・・」 上体をベッドに屈ませ、下着の様なコスを纏って突き上げた臀丘を背後からじっくり攻める前嶋が声をかけた。「あはぁっ!あ、はい・・」その愉悦を素直に表す様な 喘ぎを交えての返事を得ると、彼は続けた。「どうしてもね、動きを強めんと具合が悪そうです。よろしいか?」 「分かった。そういう事なら、良いわ・・」「よしっ、それじゃ・・」それを受けて前嶋は、由香利の後ろに繋いだ腰の動きを、少しだけ...
レディオ・アンカーの幻影 第42話「昂途」
- 2020/04/22
- 19:30
二回目となる 由香利と前嶋の正常位の行為は、理乃も加わり ほぼ半時に及んだ。前後の「二穴」に心地よい刺激を受けた由香利の喘ぎは、前にも増して甲高い艶やかな音色に思われた。「由香利さん・・」途中から速度を上げた腰の動きを停めた前嶋は、囁く様に言った。「お疲れでしょう。そろそろ体位替えましょうか?」「気遣い有難う。理乃さんに菊のお花を見られて触られたのがちょっとねぇってとこだけど、確かに少し疲れたかも...
レディオ・アンカーの幻影 第41話「仮装」
- 2020/04/18
- 12:33
静かに寝室へと戻った理乃、先程から続く 由香利と前嶋の、微かな喘ぎと呟きを交えた正常位の繋がりを 上体を屈め後方から眺めて・・というより下方の結合をしげしげと観察していた。露わになった 由香利の核心に前嶋の竿(コック)が繋がり、その幹から根元にかけてがスロー・ピストンの動きを見せ、湿った剛毛を絡める様に出たり入ったりしている。「ふふ、好い眺め・・」覗き込みながら、理乃は続けた。「この位置で見ても、綺...