想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第36話「終礼」
- 2016/10/23
- 15:10
「会いたくない・・けど、会いたい」特別林間学級から帰った、健(たける)、徹の二少年が、間もなく佐分利学院を去る主任講師 初美に抱く、偽らざる想いだった。8月7日の金曜、夕方に帰宅してから、彼たちは、勉強や部活の合間、プロ野球 NCドラゴンズの拠点、チュウキョウ・ドームからも遠くない、JR中央西線沿いの、名もない公園を訪れる様になっていた。ここで午後、すぐ傍らを通る、下りコンテナ貨物 81や石油貨物 5875、上り...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第35話「帰還」
- 2016/10/21
- 19:24
再び、佐分利学院の研修寮 中山荘(ちゅうざんそう)の生徒の寝室には、微かな、しかし熱い風が吹く風情だった。それが、林間学級最後の夜に相応しいものだったかも知れないが。大きく脚を曲げ、長いブルネットを妖しく揺らす、仰向けの初美に二少年が重なる。時折唇を交わしながらの、熱い正常位での情交が続いていた。師の「女性」に「自身」が同時に繋がった彼たちは、連結が解けない様、師の肉壁を傷めない様用心しながら、慎重...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第34話「冒険」
- 2016/10/20
- 19:18
香緒里、そして健(たける)、徹の二少年と入れ違いに、初美と小町が入浴。先に上がった三人が、夕食の配膳などを進める。以下暫く、浴室での二女講師の会話を。小町「つまり、健と徹がこの学級に来たのは、彼たちの首位の成績を快く思わないある父兄が、ウチの理事長に芳しくない働き掛けをした結果って事ね」始めると、初美も「それは薄々聞いてたわ。露骨には言わないけど、要は、彼たちの成績順を下げようって魂胆よね。ただ、あ...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第33話「余韻」
- 2016/10/19
- 19:55
これまでで、一番熱い「夜の補習」の山場を越え、初美と徹、小町と健(たける)の「齢の差カップル」は、まだそれぞれのベッドに横たわっていた。「徹・・」初美が言った。「あたしの上を離れないで」「OKです。俺も直ぐには離れませんよ。綺麗な肌・・」徹も返す。未だ、師の上体を抱きしめ、露わになった、胸の双丘に顔を埋めている。彼の腰には(やっぱり)師の美脚がガッシリと絡み付けられ、一度離した核心は繋がっていないが、勝...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第32話「熱風」
- 2016/10/18
- 12:08
そこには、微かに、しかし熱い風が渡っている様に感じられた。生徒の寝室に、前後して現れた二人の女と二少年。先に入った小町と健(たける)、続いて、初美と徹。四人は、使われていない中程にあるベッドに陣取り、前回も触れた、二少年の身体に現れた、大人への兆しを祝う所から、そして・・「安心しなさい。穿いてるわよ」初美、そして小町は、わざと、二少年から股間が拝める様、立膝の際どいスポーツ座り。それぞれ「T」を着け...