ちょっと入淫 第21話「車中」
- 2018/07/29
- 19:28

中条らの一行が、N市東郊の T自動車博物館を訪れていたのは、昼食の場となった 関連の飲食施設を含め 約 2時間半余り。運転の永野を交え、魚介(シー・フード)メインのランチ・コースを楽しんだ一行は 1:20pm過ぎ 車に戻り、再び都市高速道で 次の行先「文化のまち二葉館」へと向かう。中条は、助手席から一旦 後席の中央へと移動。ここは、普段は設けられている、カップ・ホルダー付きの肘掛(アーム・レスト)が 背もたれ(バ...
ちょっと入淫 第20話「朝会」
- 2018/07/26
- 23:51

部屋に運ばれた洋朝食を摂(と)りながら、宮城はまだ迷っていた。傍らに控える看護師・美波(みなみ)に、女医・小町と過ごした熱い時の事を伝えるべきか否か・・。この朝のメインは、前日のトーストに替えて オート・ミール。なぜか無性に、余り噛む必要のない献立(メニュー)が欲しかったのだ。「もしかして、お具合が優れない・・か?」食堂にいる時から、美波の脳裏に引っかかる想いだった。「美波ちゃん、心配は要らんよ」彼は言...
ちょっと入淫 第19話「喧騒」
- 2018/07/23
- 21:27

8/19土曜の朝は、割と爽やかな感じで訪れた。暫くぶりの晴天。鵜方病院上階の 宮城一路(みやぎ・いちろ)が入る特別個人病室は 南東に位置する角部屋で、ブラインドを上げれば 朝陽がよく入った。暑い時季なるも 前夜は気温や湿度が高止まりする熱帯夜を免れ、冷房を停めても快適であった。「静かだし、よく眠れるのは好いな。ま・・俺が引退(リタイア)してりゃ、ここに居つき・・な~んて事を考えても良いんだが。勿論冗談だけ...
ちょっと入淫 第18話「調和」
- 2018/07/20
- 21:12

長さを延長したソファに臥した 中条に由紀跨り、四十八手中「百閉(ひゃくへい)に近い騎乗位での連結行為が続く。少女の喘ぎと 男の呻きが入り混じり、深まり行く 夏の夜の居間に漂って行く。「由紀ちゃん、こんなんでええか?」 「い・・好いわぁ。お願い、暫くそのまんま動いて~あっ、あっ・・」時折、二人の呟きも聞こえる。「さぁて・・」傍らで見ていた、姉の由香が呟く。「そろそろ始めまっせ~。まずは、核心の繋がりん...
ちょっと入淫 第17話「局面」
- 2018/07/17
- 15:02

「多分初めて・・だな。これ、所謂(いわゆる)『顔射』・・か」 まだ息を荒げながら、中条が呟く。彼と繋がり、ほぼ同時に 頂に立った由香は、前のめりに ソファの座面に顔を埋める様に伏せ、同様に激しく息づく。半分捲れのミニ・アンダーから覗く白い臀丘は まだ高く突き上げられ、剝き出しの秘溝からは、光りながら垂れ下る秘液が見られた。「ああ、好いわぁ。この余韻・・」表情を緩めた彼女は、そう呟いた。「由香ちゃん・...
ちょっと入淫 第16話「昇降」
- 2018/07/15
- 15:13

真夏の夜に負けぬ程熱い、姉妹の姉・由香と中条の情交が続く。頃合いを見て、寝室へ連れて行こうと画策する彼だったが、まだ延長した長手ソファでの 正常位の行為に耽る。低めの喘ぎと呻き、そしてこれも音量(ボリューム)を絞った 民放 TVの音声が入り混じって流れる居間(リヴィング)では、交わる二人の直後に妹・由紀が控え、その結合部から覗く、姉の菊花(肛門)と、その直ぐ上に位置する男の陰嚢を、交互にしげしげと眺めてい...
ちょっと入淫 第15話「計算」
- 2018/07/12
- 15:01

「あっ、うっ・・うんうん、好いぞ好いぞ、二人・・」次第に深まる夏の夜、己の居間(リヴィング)で 中条は、木下姉妹の口唇愛撫(フェラチオ)を賜っている所であった。「くふっ、んんん・・こ、ここは、何としても凌ぎ切らんと・・」 彼の竿(さお=男根)を深く捉えた姉・由香は、舌技も交えて、激しく射精を迫る。男は、それを何とかいなそうと懸命に対していた。その僅か下方では、妹・由紀が これ又口舌で、彼の陰嚢を 濃く茂...
ちょっと入淫 第14話「月夜」
- 2018/07/09
- 15:02

「ハハハハ、こりゃ好いや。窓に立たずとも、月見が叶うわ。それも、名月が二つも・・と来たもんだ!」己に臀丘を向ける形で、肘掛に頭を委ねて横に寝転ぶ形で座った木下姉妹に挟まれた中条は、喜ぶも 上気していたのも事実だった。輝度を落とした居間(リヴィング)の、白熱灯風の照明に浮かび上がった姉妹の、フレア・ミニの裾から半見えの白い臀丘は、一種独特の輝きと艶めかしさを放つ。「ふふ、伯父様・・」右手指で、臀丘を撫...
ちょっと入淫 第13話「前戯」
- 2018/07/06
- 15:29

宮城一路(みやぎ・いちろ)が、名ばかりの入院をしている 鵜方病院上階の特別病室で、女医 本荘小町(ほんじょう・こまち)の熱く濃い「特別診察」が行われた同じ夜、彼の後輩 中条 新(なかじょう・しん)の居所でも、この夏再び訪れた 木下由香(きのした・ゆか)、由紀(ゆき)の姉妹を迎え、妖しい夜の行事が進もうとしていた。夜の外食を済ませての帰宅。まずは 前戯ともいえる、浴室の交歓から。「こら、由紀!」浴室の床に臥す...
ちょっと入淫 第12話「初見(しょけん)」
- 2018/07/04
- 22:05

「ふっ!はっ・・!い・・一路さん。あ・・熱くて好い感じだわぁ。あぁぁ~っ!」 「うっ!おおっ・・!先生・・じゃなかった 小町さん、み・・右に同じですぅ。うぅぅ~っ!」上階の 特別個人病室での 夜間特別診察の名を借りた「密会」が始まってほぼ一時間、女医 本荘小町(本荘・小町)と、これも名ばかりの入院患者男 宮城一路(みやぎ・いちろ)の交合は 二度ほど体位を替え、次第に熱さを増しながら続いていく所であった...