この雨は こんな風に聴こえる 第40話「昇点」
- 2020/11/27
- 10:49
「ん、ん、んんん~!」上下から、黒木兄弟にじっくりと攻め上げられる麗海(れいみ)の「口」は、正直強欲といえるかも知れなかった。「上の口」のみならず「下の口」もだ。下方は、先刻から黒木の弟・存(たつる)の竿(男根)が堅く繋がり、膣奥からの水分と湿気を掻き出す様に 前後に動きながら、次第にその結合部を 双方の下草と共に濡らして行った。一方の黒木。こちらも膝立ちで屹立した竿を 仰向けの麗海の「本当の口」が咥え...
この雨は こんな風に聴こえる 第39話「加減」
- 2020/11/23
- 22:21
「もう一度、しゃぶって頂けませんか?」 ベッド上で 後ろから弟・存(たつる)の攻めを受け昂って行く麗海の眼前に膝立ちした黒木の脳裏には、こんな思いつきが過っていた。「今夜は、少し攻め気味に進めても良いかもな・・」姉の宥海に対してもそうだったが、麗海にも彼は 接吻(キス)で始まる前戯から、概ね慎重に丁寧に扱い 事を進める様心がけていた。為に 時に宥海からは「もっと攻める感じでも良いわよ」などと注文をつけ...
この雨は こんな風に聴こえる 第38話「昂察」
- 2020/11/18
- 14:56
「あ・・はぁっ。や、やっぱり・・今夜も好い。た・・存(たつる)さん、上手・・」 両の脚を妖しく開き、半脱ぎの状態で仰向けに臥して喘ぐ麗海(れいみ)の股間に顔を埋め、口唇愛撫(クン二リングス)を試す 存の技は、微妙に兄・黒木のそれを上回るレベルの様だ。麗海の性器の形、まずは大陰唇の形を外側から頭に叩き込む様に、じっくりと舌を這わせて覚えようとする様な仕草は、黒木のそれとは少し趣が異なる様で、又その事が 麗...
この雨は こんな風に聴こえる 第37話「差異」
- 2020/11/13
- 23:20
「恆(ひさし)お兄さん。さ、早く来て・・」 交合を区切り、少し離れて弟・存(たつる)と小声で会話している黒木に、ベッドに臥し、両の脚を開いて下方を露わにしたままの麗海(れいみ)が、痺(しび)れを切らした様に声をかけて来た。その秘溝からは、黒木が膣内に放った男精がトロリと流れ出、直下の菊花(肛門)まで達している。「あぁご免。今、ご希望にお応えしますわな・・」軽く頭を下げて返す黒木。その低頭のまま、麗海の開かれ...
この雨は こんな風に聴こえる 第36話「思慮」
- 2020/11/08
- 23:29
「あはぁっ、こ・・この動き、と・・とても好い!恆(ひさし)お兄さん、これよ、これ!ずっと、ずっと続けて!ふぅぅっ!」モデル・ルームの寝室、セミダブルベッド上で黒木に組み敷かれ、下方に堅く這入り込まれた麗海(れいみ)は、両の美脚を彼の腰に回し、ガッシリと力を込めて捉えた。勿論 曲げ開きだから、下方から見守る弟・存(たつる)からは 下方の「結合部」がよく見えた。黒木「あっ、うんん。それ、俺もですよ。麗海さん...
この雨は こんな風に聴こえる 第35話「昇順」
- 2020/11/02
- 23:51
「さあさあ、楽しみな場所替えだ・・」 「ハハ、又また下半身いじりかよ。今から見える様だな。さ、麗海(れいみ)さん、ゆっくり行きましょう」 一旦、はだけていた胸周りとフレアのアンダーを戻すと、黒木は麗海の両の脚を抱え、次いで存(たつる)が 起こされた彼女の背後から、上体を抱え上げて慎重に移動を始めた。「ふふ、お二人・・」移送される麗海は、笑いながら呟いた。「次は ベッドの上かしら?」 「そう、多分ね・・...