南へ・・ 字余り
- 2017/08/18
- 14:07
盆明けの時季、今月の首都圏は雨続きの優れぬ天候の様ですが、早く出口が見える事をお祈りします。お蔭様で、四作目の拙連載も、何とか無事終えられて、今は一区切りの気分と言う所です。
既報通り、前回作「母娘(ははこ)御膳」の物語中、春休みに訪れた、花井邸の浴室で語られた、大学進学を決めた、些か間抜けな阿久比 周(あぐい あまね)と、少しマセた後輩 豊野 豊(とよの・ゆたか)の二人が、その少し後、普段暮らす大都市 N市から、南方の豊の故郷 M県の一漁村にて、彼の幼馴染みの看護師 瀬野美波(せの・みなみ)との、大声では言えない心身の交流と、名勝 七里御浜で偶然出会った、木下由香(きのした・ゆか)、由紀(ゆき) 美人姉妹との、やや危ない会合にも触れ、漁業体験や、離れ小島の秘事、そして周の恋人、宙(そら)との絡みにも少し取り上げ、三日間の出来事を、とりとめもなく綴って参った次第です。
今回作の音楽リンクは、違和感有りは承知で、東京スカ・パラダイス・オーケストラの作品群を取り上げてみました。「首都東京」をメインに、世界を相手に勝負する、魅力の音軍団。それだけに、今回の、静かな漁師町の風情とはミスマッチの所もあったかもですが、音創りの素晴らしい姿勢には、かねて魅了されており、何作か、CDアルバムも保有してまして、敢えてコラボを試みた次第です。
本当に、後少しで載せ忘れる所で、思い出して良かったと思う所。拙連載は、次回作のネタ探しと構想もあり、暫くお休みさせて頂きます。拙ブログへは、週一度位は顔を出し、近況と次回作向けの進捗具合のご報告でもできれば・・とも思っている所です。
当地東海も、梅雨の戻りか、秋雨の前哨みたいな不安定な天候が続きましたが、どうやら残暑復活の気配。まだまだ熱中症などは気が許せぬ折、各位どうかご自愛下さる様。
今回の壁紙 JR紀勢線 大曾根浦駅 三重県尾鷲市 2015=H27,8 撮影 筆者