交感旅情 第39話「蠢技(しゅんぎ)」
- 2017/11/20
- 16:23
「ふふ・・」眼前に現れた、周(あまね)の、若くて力感ある男根(コック)と、程良い下草伴う陰嚢(ホーデン)を認めた初美は、微笑んで呟いた。「思った通り、期待の男根だわ。さあ、じっくりと味わおうかしらね」 聞いた周「分りました。俺も、男としてできる事を、全てします・・」と答え。傍らの宙(そら)も「あたしも、応援しますわ」と一言。三人は、静かに笑い合った。
「さあ、行くわよ・・」そう言った初美、中腰の 周の亀頭を口内へ迎え入れ、ゆっくりと転がす。「い・・好いですねえ。や・・やっぱり、大人の技は違う・・ですか。うぅぅ・・」仕掛けられる、周の呻き。それを聴きながら、宙が言った。「あたし、彼の陰嚢を高めて行きますね」 「ふふ、好いアイデアだわ。お願いね」一度、亀頭を離した初美はそう返し、又、口内へ。唇と舌を巧みに使った「クチュクチュ、チュルチュル・・」なる、静かな愛撫の音が伝わる。宙も、初美の下に潜(もぐ)り込む格好で、周の陰嚢にかぶりつき、舌を使った 玉転がしの要領で、高めて行く。
「あ・・ああ。こ・・困ったな・・」周は、本当に困惑していた。このまま、女恩師と恋人による刺激に身を任せていると、そのまま射精してしまいそうな気配だった。が、しかし・・「いや、それは嫌だ。こ、ここは・・何とか持ち応えたい。本当の絶頂は、初美先生と繋がって・・にしたいから」そう思いながらも、絶対の自信はなかった。暫くして・・
「周君・・」初美が言った。「はい・・」彼が返すと「そろそろ、横になろうかしらね。貴方も、お返しがしたいでしょう」 「ハハ、図星ですね。そうです、そろそろお返しを・・て思いまして」 「いいわ。あたしもそろそろ、そうして欲しいから・・」女はそう言い、南窓に近いベッドに臥し、ミニコスのフレア・アンダーを少しだけ捲り、脚を曲げ開いて見せる。まだ「T」と二ーハイを着けてはいるが、大胆な下方の有様は、期待値十分の風情だ。
「あ・・ああ、いかんな・・」とは思いながら、周は、下方を勃起させて行く。「ふふ、周さん、起(た)ってるよ」傍らで、立膝の体育座りで挑発する宙が、指差して笑った。「仕様がないな。まあ暫く見ててくれ」応じた周、再び、初美にのしかかり、露わなままの 胸の双丘を、もう一度摩(さす)って高めにかかった。「ん、ん・・ああ、好いわ。続けて・・」喘ぐ女の反応に「かしこまりました」そう返し、少し執拗に、愛撫を続ける。その後・・
胸から腋(わき)、腹部、臍周りの括(くび)れ、飛んで足先から太腿へとマッサージを進めた周は、いよいよ 女の核心周りへと手を伸ばす。薄く小さいショーツ越しに、手指を走らせ、下側に潜り込ませて、臀丘をできるだけ広く撫でて行く。周の手を離れた胸の双丘は、直ぐに宙の愛撫の標的となった。「あっ・・あっ、凄い、感じるっ!二人、上手よ・・」初美の喘ぎが、少し大きくなった様な。
「そろそろですね・・」周、初美の耳元に、そっと囁く。「うんうん。脱がせたいんでしょ。好いわ、やってみて」返事を得た彼は、傍らの宙と示し合せ、それぞれ片側から、腰のストラップに手指をかけ、慎重に下ろして行く。まず、少し濃い目の下草が、宙と周の視野に入る。太腿→膝→足先を経て、ショーツを完全に脱がせると、二ーハイを纏ったまま、もう一度 脚が開かれ、女の「核心」が眼前に晒される。
「ああ、ただただ 素敵・・」 「ホントに。何度見ても、嫉妬するわね・・」これが、恩師 初美の秘溝を目の当たりにした、宙と周の、偽らざる感想だった。大人らしい、少し濃い下草は、程良く高い土手の陰唇の両脇を経て、その下の菊花(肛門)の傍まで、薄まりながら続いていた。陰唇の中の秘花は、これも程良く落ち着いた朱を誇り、周りの陰唇や、菊花とのバランスが魅力的に映った。「もうダメだ。見てるだけで暴発しそう・・」これが、周の素直な感想だった。
「お返しします・・」開かれた、初美の股間に控えた周は、その陰唇に唇を合せ。長めの挨拶が終わると、陰唇の合わせ目に舌を滑り込ませ、じっくりと秘花を舐め回しながら、秘液の分泌を促す。「初美さん、恥ずかしがらないで、熱い液を、一杯出して下さい。お願いします・・」そう呟きながら、口唇愛撫(クンニリングス)を進めて行くと「あっ、はっ、ふぅぅ~ん!」の様な喘ぎと共に、秘液の分泌に伴う「ジュルジュル・・」と言う音が、少しずつ聴こえる様になった。周に抱かれ、宙から 唇や乳房を仕掛けられた彼女は、股間を加湿、確実に昂っている様だ。
一方の、由香、由紀の姉妹と中条。初美や周、宙より先に、昂奮の域に入っている様に思われ。顔面を、下肢で覆った姉に口唇愛撫(クンニリングス)を施す一方、妹とは濃厚な、俗に「シックス・ナイン」と呼ばれる、互いの「核心」を高め合う愛撫を続けたこの三人は、交合の一歩前まで進んでいた。
「由紀ちゃん・・」由香の下半身に、視界を奪われたままの中条が言った。「はい、次の事ですか?」依然 積極さを見せる、由紀が返すと「あのさ、貴女の準備が良けりゃ、そろそろ一つになろうと思うんや。どやろうな?」 「あたしはいいですよ。下半身も、十分に高めてもろたし、繋がる用意はできてます」 「そうか、よし!」と中条は返し「由香ちゃん、悪いな。素敵な眺めの続きは、ちょいと後って事で・・」 「はい、ああ、まあ仕様(しゃあ)ないですね。でも、楽しみにしてますわよ!」と姉は男に返し、ニヤリと笑った。
「いよっ、待ってました!」ベッドに臥し、下方を露わにして、脚を曲げ開いた由紀 笑いながら言った。「オイオイ、ちょっと待て!」中条、呆れた風に笑って返し、そして続けた。「由紀ちゃん、そりゃ、男の俺の台詞だぜ!」 由紀「ふふ、伯父様・・」と反応して「そんな事、どうだっていいやおまへんか。さあ、あたしに重なって。そして、もっと高い所へ行きまひょう!」 「うんうん、高い所やな。そりゃいいや。待ってろ、今、高めてやるさかい!」ナイト・ガウンを脱ぎ、姉妹と同じく 下方を露わにした男は、妹の上に、ゆっくりと重なって行く。
由紀「伯父様・・」 中条「うん。何?・・」 「さあ、来て・・」 「うんうん、今から 繋がるよ・・」全開放の、彼女の下方に控えた男は、由紀の両脚を「ちょい!」と抱えて、己の両肩の上に乗せた。そのまま、上体を前方に傾け、これも露わの「胸の双丘」に顔を埋める形に。次いで、己の 礼儀を知る男根に右手を添え、由紀の秘溝の合わせ目を探る。
見当がつくと、彼は、己の亀頭を合わせ目にはめ込む様にセット、腰をゆっくり沈め、奥の方へと合致(ミート)させる。直ぐさま 若い肉壁が敏感に気づき、中条の亀頭は、陰茎は、忽ち周囲から締め付けられる様に迎撃され 包囲される。「あっ、あっ、はぁぁっ!」高音の、小気味好い喘ぎが、途切れがちに発せられる。男は、更にゆっくりと腰を沈め、彼の亀頭が、奥の方で突き当たる。由紀の子宮口に、連結が果たされたのだ。
由紀「ふうっ、はあっ、い・・好いっ!お・・伯父様、う・・動いて!」 「OK、無理すんなよ!初めは、ゆっくり行くさかいにな!」中条、上から、覚え始めた関西訛りを交えて、返事す。言葉通り、初めは、腰の動きをゆっくり目にし、スロー・ピストンを心がける。その代り、仰向けの上体をしっかりと抱き、一体感をアピールするのだ。胸の双丘から顔を上げると、今度は、唇をもう一度合せ。「はぅん!ん、ん、ふぅぅ~ん!」唇を奪われた由紀は、籠った喘ぎで応じ。
隣のベッドでは、少し遅れて前戯を区切った、着衣を乱した初美が、周の男根を迎え入れようとしていた。中条が、由紀に繋がるのを盗み見た彼は、できる所は、彼の仕草を真似ようとしていた。それを、組み敷かれた恩師が諭す。「周(あまね)・・」 「はい・・」彼が返すと「(中条)新さんの真似ばかりじゃ嫌よ。貴方の持つ、こうしたいって愛し方があるでしょ?」 「そうですね、それじゃ・・」こう返した周は、初美の両脚を抱え上げると、足先が天を仰ぐ様な体位で、彼女に重なって行く。右手にガイドされた亀頭が、その秘溝を探り始めた。傍らで、これも体育座りで見守り、同時に 周を挑発する宙も、高める応援にかかる。その右手には、又も「あの道具」が・・
(つづく 本稿はフィクションであります)
今回の壁紙 JR磐越西線 一戸(いちのへ)川鉄橋夜景 山都(やまと)~喜多方間 福島県喜多方市 2009=H21,3 撮影 筆者
葉加瀬太郎さんの今回楽曲「トリッチ・トラッチ・ポルカ(Tritsch Tratsch Polka)」下記タイトルです。
Tritsch Tratsch Polka
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