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パノラマカーと変な犬 第19話「情路」

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深まる夏の夜 由香、由紀の木下姉妹と この場の主 中条 新(なかじょう・しん)が相乗りする「大人の三輪車」は、暗くも情熱の道を、快調に進んでいた。程良く効いた 冷房の威力で、戸外の蒸し暑さとは 一応無縁という所だ。最初に、由香と中条が正常位で交わり、それから体位を入れ替えて、今は騎乗位の二人に、妹の由紀が 中条の顔上に、下方を露わにして跨る展開。この態勢も、そろそろ好い感じで高まって来た。

「あっ、あっ、好いわぁ!」繋いだ腰を上下させ、喘ぎながら由香が言った。「伯父様・・」 「はい、何かいな?」男が返すと 「そろそろね、次の体位を試してみたいですぅ~・・」 「うんうん、気持ちは良う分る。けどな 由香ちゃん」 「はい・・」 「この体位(ポーズ)、もそっと高めてから区切ろうや。俺の都合で悪いかもやが・・」 「ふぅっ!どうぞ、続けて・・」 「折角、由紀ちゃんの美しい 大輪の秘花も拝めてる事やし、もそっとだけ、味わわせてくれんかいな~?」 「ああ、そりゃ良いですよ。あたしも焦ってる訳やない。由紀さえ良ければ。アンタ、どやねん?」

由紀は、姉の言葉に「あっ、あっ、はぁぁっ・・、あ・・あたしもね、もそっと 今の歓び感じてたいんよ。さ・・流石、お・・伯父様。あたしのアソコを標的にして攻めるの、とっても好い感じなの。あぁぁ~!」 中条は、この反応を受け「・・て事で、もそっとこの体位で続けよや。いや、長々とじゃねぇぞ。もうすぐ替えるから、後少しだけ・・分ってくれ!」 由香「ああ、はい・・ま、良いでしょう。由紀が気持ち佳ければ、あたしも協力は惜しみまへんよ!」そう言い合いながら、三人は今暫く 高まって行った。近所の、例の犬の咆哮は ひとまず収まった様だ。その後・・

「よーし、そいじゃ・・」臥したまま、中条が姉妹に向かって言った。「由香ちゃんの望みを叶える時間が来たな。さあ、どうする?」 訊かれた由香は「はい、それじゃ・・」 男の表情をチラ見して「今度はね、後ろから高めて欲しいんです。この前の旅でもせやったけど、伯父様に 後ろから高められるのが、とっても好い感じで・・」 中条「ハハ、有難う。それで決まりだな。後さ・・」 「はい・・」 「後ろからは分ったけどさ。由香ちゃんがしてぇのは、ベッドの上でか?それとも、立ってするアレか?」

「う~ん、迷うなぁ・・」 一時、由香は本気で悩んだが、間もなく「そいじゃ、立った恰好でしますぅ。所謂『立ちバック』ね」 中条「ああ、立ちバックな。あれも中々好いよな。よしゃ、それでって事で」 姉との話が区切られると、今度は妹に向かい「由紀ちゃんは、その間 俺の傍にいてくれんかな?幾つか、高まる方法考えとるんだが、お姉ちゃんと繋がったら教えたろうと思う」 聞いた由紀「あ、成る程ね。あたしも、色んな体位 思いつくけど、その時になったら決めるいう事ですね」 「うんうん、悪いがその通りでな」 「ああ、まあ何となく分るから、別に良いですけど・・」由紀は、曖昧に返した。

もう随分夜も深まったが、翌日は日曜日。三人とも 事を致すのはゆっくりでも良いという事だ。「よしゃ!」ベッドを立った中条が言った。「立ってする言うても、少しでも楽な方が良いだろうから、今から教えたる。まずは、ベッドに手をついて、俺にお尻を向けてくれるか?」 由香「ハハ・・はいはい、少し前傾で立つって事ですね」 

中条「そうそう。ああ、そうだ。ベッドの上じゃ、もう少し低い 肘をついた感じにしようかな。その方がさ、ミニスカの中が観察し易いしな」 「まあ、それが目的?嫌らしいわね!」そうは言ったが、内心は そう悪い気もしない由香であった。話が区切られると、その通りに ベッドに両肘を置き、臀丘を突き上げる姿態で 依然露わの下方を、後ろに控える中条に見せる。

「そうそう、これこれ!いやー 好いなあ!フレア・ミニから見える尻と秘域が、とても好い感じやよ。あー、我慢ならん!直ぐにでも繋がりてぇとこだが・・」そう言いながらも、男は 直ぐには攻めに入らない。真後ろからしか愛でられない、由香の下方をじっくりと目で犯しながら、彼は 足先から上へと、濃い愛撫を再開するのであった。それを、傍らにしゃがむ由紀も見守る。彼女の視点からも、前傾した姉の秘域が、よく見られるはずだ。

由紀は言った。「ハハ、お姉ちゃんのアソコ、結構湿度高そうやな。今度 伯父様が繋がったら、きっと絶頂まで行けるやろな」 聞いた中条「由紀ちゃん、応援有難とな。俺、今 ホント昂奮しとるんや。このままお姉ちゃんと昇ったら、今度は 貴女を迎えに行くからな」 「はーい、きっとよ。宜しくお願いしま~す!」屈託なく笑った。

さて、四十八手の体位「碁盤攻め」に近い、ベッドに肘をつき、臀丘を持ち上げた格好の 由香の後ろから 再びの口唇愛撫クンニリングス)を経た中条が ゆっくりと繋がりにかかる。「由香ちゃん、行くよ・・」 「ええ、来て。うっ、あぁぁ・・」この直後、彼女の秘溝を捉えた、勃起した中条の男根(コック)が、ゆっくりと滑り込みを開始。迎撃する肉壁を上手く交わして、先端の亀頭が 子宮口に到達する感触を得て、連結が完了する。

「うっ、あっ、ふぅぅっ・・こ、これも好い。伯父様、さあ動いてね」 「ああ、分かった。必ず上手く行くわさ!中条はこう返すと、左手で由香の腰を支え、残る右手を これも露わの右胸へと伸ばし、腰の前後動を守りながら Cカップ半位の美乳への愛撫も再開した。
「あっ、あっ、あぁぁ~っ!」中条の、この行為が、由香を次第に頂点へと押し上げて行った。

「ああ、効くぜ、これ・・ふっ、ふぅぅっ!」中条、呻きながら言う。由香に繋いだ 腰の動きを休めない様にしながら、中条は、傍らに来た由紀と、唇を交わす。彼女はは暫くすると、男の後方に回り、露出したその陰嚢に、愛撫をくれてやる事にした。今度は筆を使わず、手指にて 中条の陰嚢を包み込む様にし、襞(ひだ)の裾に沿う様に摩って 高めて行く。

中条「うぅぅっ、き・・効くな これも。由香ちゃん、ちゃんと高まって来てるか?」 由香「はっ・・はぁぁっ、お・・伯父様。あたしは好い感じよ。ふぅぅっ!」 「そうか、そりゃ良いな。よーし、このまま暫く続けよや」中条はそう言い、後背位の行為を進めて行く。由香は 感度良好の証しの様に 喘ぎ続ける。由紀も、後ろから二人の交合を観察する傍ら、陰嚢や結合部を摩って高めて行く。

「由紀ちゃん、次はな・・」中条が、彼女を傍らに呼ぶ。先刻から暫く、彼と由香の結合部の傍にしゃがんでいた彼女は、中条の右隣の、姉の斜め後ろに やや開脚気味で立つ。「よしゃ、有難う。これから少し 俺の右手で高めて進ぜるからな。少しの間 そのままでいてくれや」 「はーい、わ・・分りました。あっ・・あふぅっ!」中条が、右手を由紀のフレア・ミニの下に差し入れ、外から見られないその秘溝に 右手を差し入れ 摩(さす)って行く。

「ああっ、はっ、はっ、はぁぅぅぅ~っ!」 「はっ、ひっ、あぁぁ~っ!」声色は微妙に異なるも、姉妹は それぞれに艶のある喘ぎ声を伴い、中条の行為に応える様に 高揚して行く。「好いぞ~ 二人!アソコも湿って、好い感じや。お・・俺も、又また達しそうになって来た。い・・いかん。まだダ・・ダメ。ここを持ち応えんと、は・・発射しちまうっ、うぅぅ~!」姉の後ろに繋いだ 前後の腰の動きと、妹の下方に潜り込ませた右手の 卑猥な動きを維持しながら、中条は 上手く間合いを取りながら、姉妹を高みへと誘導して行く。それは、熱い昂ぶりの道を快走する 三輪車の様だ。絶頂まで後少し・・
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の壁紙 名古屋鉄道・名古屋本線 山王~金山間 2014=H26,6 撮影 筆者
中村由利子さんの今回楽曲「フロム・ザ・ビギニング・ティル・ナウ(From the Beginning Till Now)下記タイトルです。
From the Beginning Till Now

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