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ちょっと入淫 第17話「局面」

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「多分初めて・・だな。これ、所謂(いわゆる)『顔射』・・か」 まだ息を荒げながら、中条が呟く。彼と繋がり、ほぼ同時に 頂に立った由香は、前のめりに ソファの座面に顔を埋める様に伏せ、同様に激しく息づく。半分捲れのミニ・アンダーから覗く白い臀丘は まだ高く突き上げられ、剝き出しの秘溝からは、光りながら垂れ下る秘液が見られた。「ああ、好いわぁ。この余韻・・」表情を緩めた彼女は、そう呟いた。

「由香ちゃん・・」 後ろから 臀丘と秘溝を愛でながら、中条が言った。「悪かったな。途中で外れるとは思わなんだ。俺ぁ良いが、(貴女は)大丈夫か?」 訊いた由香は、上体を起こすと 男の方を向きながら「ええ、まぁね。伯父様のお竿(さお=男根)が外れたのは意外やったけど、顔に出してくれはったのは、正直嬉しいわね。まあ、感じも悪くはなかったけど・・」 満更でもなさそうな反応に、男は正直 ホッとした。

「それ、あたしもですよ」 傍らで見ていた妹・由紀も反応した。「あたしの顔にも、ちゃ~んと『白い情熱』降って来たしさ。これ、美容にもいいんですよね・・」 これを聞いて、男は苦笑してしまった。「ハハ、まあ 原理からすりゃそうだが、まあ何か、二人共 顔位は洗っとけよ。あ、それも後でいいけどな・・」 そう返すと 彼は、使い捨ての紙コップに、冷蔵庫のペット・ボトル日本茶を注ぎ分け 姉妹にも勧める。「さあちょっと、水入りだ」 「はい、おおきに・・」茶を嗜む姉妹の美顔に降った精液を、男は ウェット・ティッシュでそっと拭ってやった。

小半時程の休憩の後、妹・由紀が動き出す。「さあ、伯父様・・」彼女はそう言い、立ち上がる。そして「今度はあたし。姉の時よりも、熱くなりまひょ・・」そう言いながら、長手ソファ上に四つん這いになると、臀丘を熱く突き上げて「さあ見て、あたしの『フリフリ』よ!」と、挑発を図って 激しく尻を左右に振り始めた。少し前位からか、もうショーツは着けていなかった。

「ハハ、由紀ちゃん 熱いな。もうノーパンやったんか?」中条が訊くと、由紀「左様(さよ)でんがな。姉と交わりはってる時もそやったけど、あたしも暑いさかい、途中で脱ぎましてん・・」 「そうか、自分でやらしちまったんなら悪かった。ホントは、俺が脱がしたろう思ったんだけどな・・」 「い~え、気にしはらんでも良いです!あたしはあくまで、暑いから脱いだだけの話。ほれほれ、脱いだの ここにありますやん。何なら、匂い嗅ぎはりまっか?」 「ああ、それな。又 チンケなショーツやなあ。どうせ『T』やろ。まあ夏なら仕様がねぇってか・・?」回された、妹の着けていた「T」の「性臭」を、中条は 鼻を近づけ確かめる。汗、そして微かに「聖水」の匂いも感じられたが、ムッとする程の 重いものでもなく、割合快く漂う匂いであった。

中条「いやいや、由紀ちゃんもやるのぅ!俺の竿 一旦はしおれたが、又堅さ復活ってとこや。見てみるか?」 「ああ、ええねんね~!是非見たいわぁ!」相変わらず、姉妹の反応は熱い。一行為を終え、ノーパンのまま 単座のソファで休んでいた由香は 上体を乗り出し、下方を晒したままの男に ミニ・アンダー越しに 尻を露わにした由紀は、一度向き直って、彼の下方ににじり寄る。男根は堅さを取り戻し、何事もなかったかの様に怒張していた。

由紀「うんうん、素敵!こりゃ期待できまんな~!」明るく笑って返しながら、元気の戻った亀頭に食らいつく。「おお、好いぞ。この後が・・た・の・し・み・・てか?」咥え込まれた男は、こう呟いた。「ほな、由紀・・」由香が呟きながら、中条の股間に寄る。「はい、何ぞ・・?」由紀が返すと 「さっきと逆や。今度は、あたしが伯父様の玉袋頂くで~!」

流石(さすが)に、先程同じ事を仕掛けていただけに、由紀も大口は利けない。仕様がないという感じで頷くと、すかさず由香は、中条の陰嚢にむしゃぶりついた。やはり「チュッ、チュッ・・」の微かな音を伴い、じっくりと陰嚢を嘗め回して行く。途中から舌技も繰り出し、襞という襞に、舌技を教え込む様に ゆっくりと巡って行く。

「由香ちゃん、好い感じだ・・」男は呟く。「ふふ、気持ちよく復活ってとこですか?」 美しい笑みで、彼女が訊くと「ああ、まぁな。一度放出した『白い情熱』がさ、又湧いて来るみてぇな気がするな・・」と返し。「ハハ、そらええでんな。又、好い感じで発射・・ですかな?」 「そうやなぁ。さっきよりはええ感じで昇りてぇってとこでさ。貴女もそやろ?ああ由紀ちゃん、有難とよ。ええとこで尻向けてくれたな・・」右手から突き出された 白い立派な臀丘に、さり気なく手を伸ばす中条であった。由香も、静かに微笑んだ。

暫く続いた 姉妹の口唇愛撫(フェラチオ)を再び賜った中条は「よしゃ、由紀ちゃんは もう一度前向いてくれや。俺が、後ろからお返しするからな。由香ちゃんはそのままでええ。心行くまで 味わってくれりゃ・・」そう呟きながら、又 前のめりに四つん這いになった 由紀の臀丘の谷間 秘溝に唇を合わせて行く。妹が尻を向けると、由香は 中条の竿と陰嚢の独占が叶った。

「さあ由紀ちゃん・・」己(おのれ)に向け、又も露(あらわ)な尻を振り始めた妹に、男は言った。「さっきのさ、お姉ちゃんが昇ったとこから再開してぇんだな。だからこのまま、後ろから高めてからな・・」「分かりやした。ほな、あたしは前屈(かが)みのこの格好でんな」「そやな、それでええわ。んな、始めっか・・」今度は 長手ソファの上で四つん這い、姉の時に近い姿態(ポーズ)で、突き上げた臀丘を向けた由紀が、中条から口唇愛撫(クンニリングス)で高められる事に。

「あっ、はっ、ふぅぅっ!いいわぁ、続けて・・」「ピチャピチャ・・」の様な微かな音を伴い、舌技をも交えた 中条の熱くも巧妙な愛撫で、由紀も昇らされて行く。「ふふ・・」喘ぐ妹の様子を窺いながら、由香は呟く。「由紀、アン夕は感じ易いさかいに、伯父様からしっかりイカせてもらや ええねん。伯父様と繋がったら、鷹の羽で トックリと 菊の花を高めたるさかいになぁ」そしてもう暫く、手指で そして口唇で、中条の「男」を味わった。

更に少し後、男の口舌に昂らされた由紀が、薄めの下草に囲われた秘溝を濡らし「あぁ、来てぇ・・」と喘ぎ交じりに呟き、臀丘をグッと突き上げるのを確かめて、中条が言った。「好いぞ 由紀ちゃん・・声も、尻も、オメコも素敵だ。今 行くぞ~!」スッと彼女の臀丘に寄って、腰を左手で捉えると、礼儀を正した竿を、静かに秘溝に合わせて行く。下草を微かにまさぐった亀頭が 意を決して秘溝をノックする様に、ゆっくりと繋がり 見えなくなって行く。次いで、浅黒の竿の茎も 朱の秘溝に吸い込まれる様に 視界から消えて行く。

「あっ、はぁっ、な、何か・・とってもスムーズ。気がついたら繋がってる。ふぅぅ~っ!」由紀の喘ぎは、思いの他静かだった。後ろからの男の攻めに 感じないはずはなく、だからと言って「声を出すな!」と脅されている訳でもない。そも中条は、交わる女をみだりに脅したり、追い詰めたりするを好まない男だった。余りにも円滑(スムーズ)で 肉壁や粘膜への負荷の少なさが、大声を上げる必要を感じさせなかったのである。

「由紀ちゃん どうだ?辛くねぇか?」正直、じっくり ネチネチとした感じで、後背位「鵯(ひよどり)越え」の攻めを仕掛ける中条が訊く。「あ、はぁぁっ!辛いなんて ぜ~んぜん!むしろね『ああら、気がつきゃ繋がってた!』てとこ。ふふ・・でもそれ、反って嫌らしいかもね・・」 「あは、そりゃ有難と。そいじゃ、これでもそっと続けるか・・」 「あっ、伯父様・・」 「はい、何ぞ?」 「あのね。もそっとしたら、体位替えちゃあきまへんか?後背位(バック)もええけど、お顔見えへん繋がりって、やっぱり寂しいわぁ!」 「よしよし、ご免な。ほな、これから向き合ってしよか」 「はい、おおきに!是非しまひょ。楽しみやわぁ!」

「よ~し、掴まって立とうや・・」 後ろから由紀を抱き起し、入れ替わりに中条が、ソファに臥す。「俺の上に跨るから、楽やぜ・・」頷く彼女に、男は 腰を落とす様促し、天を仰いだ竿が、降臨する秘溝に吸い込まれる。「あは、確かに これなら楽でんね。ほな、あたしが動いたげまっせ~!」 「ああ悪い。宜しくな・・」上下入れ替わりの繋がり。小刻みに喘ぎながら、由紀は 嬉々として腰を上下に動かす。

「さて、由紀ちゃん・・」傍らで見ていた由香が声をかけ。「お姉ちゃん、何や考えとるな。どうせ想像つくけど・・」 「いかにも!これやよ。これ・・」そう返した姉は、中条の「鷹の羽」を、妹の眼前にちらつかせる。「ハハ、大体分かるわ。どうせ伯父様とあたしの『熱い核心』を更に高めたるって事やろ?」 「アンタ 賢いな。まあ、あたしに似りゃアホやないやろが・・」 「ほう!ほな、試してもらおか・・」 

由香「ああ、ええやろ。さあ、四の五の言わんと、腰動かして 伯父様にご奉仕やで~!」 「言われんでも、分かっとりまっせ~!」ほんの僅か ムッとして、由紀は上から「女に」咥え込んだ、中条の「男」を高めるべく、腰の動きを再開す。「好いぞ~二人共。手に手を取って、絶頂へ行こうぞ~!」対する男も、姉妹を称えて煽る。「はい、分かります。ほな、核心へ行きまっせ~・・」鷹の羽を手にした姉は こっくりと頷き、騎乗位での行為に耽る 妹と男の結合部にそっと迫る。この上なく美しい、微笑みを湛えて・・
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 柚木あい
野呂一生さんの今回楽曲「ユー・キャン・ドゥ・イット(You Can Do It)」下記タイトルです。
You Can Do It

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