2ntブログ

記事一覧

想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第32話「熱風」

av-30877.jpg
そこには、微かに、しかし熱い風が渡っている様に感じられた。生徒の寝室に、前後して現れた二人の女と二少年。先に入った小町と健(たける)、続いて、初美と徹。四人は、使われていない中程にあるベッドに陣取り、前回も触れた、二少年の身体に現れた、大人への兆しを祝う所から、そして・・

「安心しなさい。穿いてるわよ」初美、そして小町は、わざと、二少年から股間が拝める様、立膝の際どいスポーツ座り。それぞれ「T」を着けてはいるが、(ひとまず)最後の「夜の補習」とあって、その露出は大いに刺激的なレベル。更に・・
「二人、これ見た事ある?」小町は、短めの黒い薄手のワンピースの裾を持ち上げ、脚を開いて覗き易くして見せる。「これは・・!」彼たちの見たもの。それは、これまで一度も目にした事のない、話にのみ聞いた事あるガーター・ベルトであった。勿論、色は黒。

「うわ、凄いですね!」「いや~、ただただ素敵!」少年たちから、感嘆の声上がる。その想いは先月、初美が妖精の様なミニコスで、初めて現れた時と、ほぼ同じものだったろう。「ふふ、大人に近づいた記念だからね。喜ばせてあげようって・・」小町、悪戯っぽく笑う。

「さあ『夜の補習』の深いとこを始めるわよ。目の保養をしながら、お触りしながら聞くの。今夜の予定は、健はあたしと、徹は初美と、最初から最後までおつき合いって事よ」「はい、どうか宜しくお願いします!」二少年、こう返す。同時に、師たちの魅惑の下方や美脚に手を伸ばし、その表情は、早くも綻んでいる。

「じゃ、これからそれぞれのベッドへ移りましょう。まずは、始礼と告白からね」四人は二手に分れ、それぞれ、健と徹のベッドで行為の準備に入る。「いい事?繰り返す様だけど、恋は、見つめ合うものよ」初美が補足。「はい、分りました」と二少年、応じ。

「初美さん、好きです」「小町さん、好きです」始礼を一度で決め、初美は徹と、小町は健と、二度目の唇を交わす。舌の吸い合いも入った、濃厚な挨拶だ。
初美、そして小町はそれぞれ、徹と健に、上に重なる様求めた。「健。もう分るでしょ。今夜は、あたしをリードしてくれるかなぁ?」わざと、紋様入りの黒ストッキングを着けた美脚を見せつける様にして、小町はこう言った。

健「はい、好いですね。俺の知ってる所でやってみます。で、小町さん。これってこの前、学院の養護課でされる予定だったんでしょうか?」抱きしめた師の上で尋ねると、「ふふ、まあそんなとこね。あの時は、君のお家の事情で流れたんだけどね」下からこう返す。
健「あの日は残念でしたが、ここで叶いました。俺、良かったなあって思いますよ」 小町「あたしもよ。良かったと思うわ。あ、健・・君のマッサージとても素敵よ。手を休めないで」 健「どうも済みません。喋ると、つい手が休みがちになりまして・・」
健が、乳房周りの愛撫を再開すると、小町は「ああ、好いわ・・」喘いで返した。

一方の、初美と徹。「初美さん、貴方が欲しい・・」これまでにない、積極的な言葉を以て、彼は慣れた様子で、落ち着いて師の上に重なる。もう、慌てる様子もない。上から、彼女の背後に腕を回し、抱擁。ブルネットのロングヘアや耳周り、首筋、上腕、肩、腋、そして憧れの乳房を目指し、愛撫を進める。時折、唇を奪ったり、舌を絡めたりしながら。抱き取る初美は軽く喘ぎ、そして・・「そうそう。男は、少し強引な方が、最初の高め合いは上手く行くものよ」と諭す。徹も「・・ですね。分る様になりました」と応じ。

気分が高揚した所で、四人は再び中程のベッドに戻り、少年たちの下方が、口唇愛撫(フェラチオ)の儀式を受ける。若い陰嚢(玉袋)も、師たちの手指を絡められ、昂って行く。演出だろうか、時折「チュバチュバ」とか、余り品のない音も発つ。この技は、流石に小町の方が上だが、初美のそれも、勿論進化していて侮れない。彼たちも、それぞれ下方の先端から前触れの透明液を滲ませ、やっとの思いで暴発を抑え込む。「遠慮しないで、放出したら」の挑発にも「ご免なさい。今はできません」何とか堪えようとする。そして・・

二少年が「俺たち、全脱ぎしていいですか?」訊くと、師たちからも「好いわ。それで行こう」賛同の声。かくして、彼たちは生まれたままの姿に。「良かったら、あたしたちも脱ごうか?」師たちの言葉に「脱がないで下さい。貴方たちは、半脱ぎの、今のお姿が一番素敵なんです。俺たちのヴィーナスですから」こう返した。「まあ、不公平だ事」と表では言いつつも、女講師たちは、教え子たちの願いを叶えてやる事にした。

次は、少年たちから師たちへ、口唇愛撫(クンニリングス)のお返しだ。それぞれのベッドに戻り、初美も、小町も仰向けに臥して脚を曲げ開く。二少年、それぞれ師の下方に寄り添い、ショーツを慎重に降ろして行く。やがて、鮮やかに咲くローズ・ピンクと菊花(肛門)が、彼たちの眼前に。

「今夜も綺麗、素敵!」少年たちの、素直な感想だ。徹は初美の、健は小町の秘花に唇を重ね、舌で丁寧に舐め「ジュルジュル」の情熱音を伴い、湿度を高めて行く。「ああ!そこよ、そこそこ・・やめないで・・あ、あ!」師たちも自然に反応。素敵な喘ぎで応えてくれた。健、持ってきた「あの筆」で、愛撫を試みる。「小町さん、これ使っていいですか?」「好いわ。面白そうね」小町はそう返した。
健は、今度は筆を使い、小町の下方の花二輪と、その周りを丁寧に撫でて行く。「ああ、これも好い・・」小町、美しい喘ぎで応える。「もっと・・もっと続けて・・」
一方の初美と徹。彼は、禁じ手が分ってはいたが、どうしてもしたい行為があった。師の菊花への口づけである。「初美さん、一生のお願い!菊の花に、キスをさせて下さい!」これに初美、一瞬戸惑うも「好いわ、一度だけよ」と許す。

徹、これを受け、彼女の菊花に唇を重ねる。20秒は続いたろうか。次に、舌で菊花の襞(ひだ)を丁寧になぞって行く。「そこは嫌・・とは言えないか」暫し、初美は徹のなすがまま、支配される事に。「拙い・・のは分ってるけど、ああ、この感じ・・好いわ」
午後7時半過ぎ辺りから、ほぼ前戯を終った四人は、次の行為へ向け、進もうとしていた。「健、そろそろよ」「徹、用意はいい?」女講師たちが仰向けで開脚、その下方に、少年たちがそれぞれ控える。彼たちの「自身」が、師たちの「女性」を探り当て、捉える態勢に入ったその時・・
眼下を行く、JR中央西線の山間の方から、次第に高まる走行音が伝って来る。貨物便特有の、重い音だ。普段とは違う時刻・・そう、臨時貨物 6882列車が近づいて来たのだ。「やっぱり、臨時貨物・・」

音響がピークに達した時、辺りを切り裂く、あの鋭い「フィ~ッ!」の警音が響き渡った。「よしっ、始めよう」健、小町に重なった腰を沈め始める。同時に徹のベッドでは、彼が初美に対し、同じ行為を始めていた。
「うああ・・ふぅぅん!」複数の喘ぎが聞こえ、熱い行為が始まった。「ああ、熱い!やっぱり、直の交わりは違う!」高圧電流を流されたかの様な、快い衝撃を、二少年は味わっていた。連結の瞬間から、彼たちの、礼儀を正した「少年自身」は、それぞれ肉壁の包囲を受け、腰には師の脚が強い力で絡みつき、勝手な動きを禁じられる。そして「さあ動いて。この力は、愛の力」それぞれの師に導かれ、彼たちは、ただ一心に、腰を動かす事を命じられた。

小半時が経って、正常位の行為が一区切りになると、小町と健は、体位を変えにかかる。「君は、横からが上手いらしいじゃないの」小町にそう言われ、健「余り得意じゃないけど、好いですよ」ガーター・ベルトを装った、魅惑の片足を支え「横飛び」の姿態(ポーズ)で続きを始める。一方の徹。初美から「君は、このままあたしの上にいて」願いを受け入れ、両脚を抱えた、最初より曲りの大きい、ハードな正常位で行為を続ける。「んん、ああ、好いわ、続けて・・」美しい喘ぎが聞こえた。

小町と健は、もう一度体位替え。今度は、後ろから仕掛ける後背位(ラヴ・トレイン)で最後の高め合い。初美と徹は、曲りの大きい正常位のまま、頂へ。「初美さ~ん!」「徹~!」「小町さ~ん!」「健~!」互いの名を呼び合いながらの、大きな四人の喘ぎが生徒の寝室に溢れ、開始から約一時間で最初の絶頂へ。少年たちの男精が、それぞれの師の体内に熱く放たれた。

「ああ、好かった・・」誰からともない呟き。「小町さん、ものは相談だけど、一昨日あたしが彼たちに求めた事、やってみる?」初美が訊いた。小町「好いわねえ。でも彼たち、大丈夫かしら?」 初美「そうか。訊いてからね。二人、もう一度協力してくれるかしら?」
聞いた二少年、勿論「嫌」とは言えなかった。 健、戸惑うも「OKです」 徹も「俺もOKです」こう応じ。
初美「じゃ、始めるわよ。あたしたちから、ゆっくり離れて、下の方から現れるものを頂戴」
彼たちの「少年自身」、師たちの「女性」からゆっくりと離れ、二日前と同様に、徐々に現れる男精を舌で掬い、彼女たちに、口移しで流し込む。師たち、飲み下した後、濃い口づけ。「中々よ。とても、好い感じ・・」小町が言った。

「本当は、つき合い切れないとこだけど」これが、少年たちの本音だった。二度目は正直勘弁だが、果たして・・。
「徹!お願い。もう一度しよう!大好きなラヴ・トレイン、つき合ってあげるから」巧妙な性技の虜となった初美からこう出られると、彼も「No」とは言えなかった。「初美さん、有難うございます!」ベッドから起き上がる師に、手を差し伸べエスコート。徹も気障(きざ)になった。小町も「なら、あたしたちも、もう一度」と言う事で、健の手を借り、起き上がる。

初美、その体位(ポーズ)をとる。黒ミニコスの上方をはだけて乳房を見せ、下方のミニスカ部分は整え気味に。立って前かがみになり、右手指二本を咥え、下品な流し目で徹に「さあ、来て!」と露出した下方を彼に向け、誘う。徹、これに応じて後ろに寄り添い、片手を腰に添えて安定させ、礼儀を守る彼「自身」を、潤う師の「女性」にゆっくりと返す。立ちバックの姿態(ポーズ)。「あふっ、はぁん・・動いて」喘ぎを合図に、静々とラヴ・トレインが出発。

健、今度は下に臥し、上に小町が跨る騎乗位で行為再開。「ん、ん、ふぅぅん・・」こちらも、潤う師の「女性」を、下から彼の「少年自身」が礼儀を正して迎える。それから、更に小半時。二組四人は、元の正常位に戻り、それぞれ一体に。少年たちは、再び師たちから、愛の力強い「蟹挟み」の儀式を受けた。「ああ、やっぱり熱い!」その姿態のまま高め合い、大きな喘ぎと、互いの名の呼び合いを伴って、二度目の頂へ。これで、熱風の下の「夜の補習」はフィナーレを迎えた。
少年たちの「自身」が、師の「女性」から静かに離れると、ゆっくり現れた、最初より薄い男精を拭き清めて、行為終了。ただ、まだ時間があり、四人は快い余韻を味わう事にした。熱い風吹いた、情熱の時間・・だがその風は、何とはなしに、秋の風情へと変わり始めたのも事実だった。
(つづく 本稿はフィクションであります 2016=H28,8,21記)

今回の人物壁紙 石原莉奈
渡辺貞夫さんの今回楽曲「ラヴ・バーズ・ウィスパー・イン・マイ・イアズ(Love Birds Wisper in My Ears)」下記タイトルです。
Love Birds Wisper in My Ears

JR電機 EF64(1000)代の警音が聴けるシュミレーション画像 下記タイトルです。
EF64 1008

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hakase32

Author:hakase32
愛知県在住の後半生男です。恐れながら、主に18歳以上限定内容を記して参ります。

お手数ですが、拙各稿を初めからお読み下さる場合は、下方にあります月間アーカイブ他のご利用をお願い致します。
他ブログを含め、拙記事の無断転用及び引用は ご遠慮下さい。

下記ランキングに参加しております。
クリックをお願いできれば幸いです。

官能小説ランキング

アクセスカウンター

愛と官能の美学

Shyrockさんの R18読み物集。他の作者各位も多数リンクされています。入口は、下記タイトルです。

赤星直也のエロ小説

赤星直也さんの R18読み物集。入口は、下記タイトルです。

未知の星

赤星直也さんの R18読み物集もう一つ。他の各位の作品も収録されます。

Mikiko's Room

Mikikoさんの、カテゴリー豊富な R18読み物集。独自視点の旅日記も好感です。

Adult Novels Search

R18 読み物の検索サイトです。

ブロとも一覧

拙バナーです

知人様より、優れたバナーを賜りました。必要時はご利用を Produced by Shyrock

もう一つの 拙バナーです

知人様ご厚意により、拙バナー追加編も賜りました。必要時はご利用を。 Produced by Shyrock

清き一票を(笑)

下記ランキングに参加しております。

日本ブログ村バナー


にほんブログ村 →できますれば、こちらも応援を・・

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ

これまでの拙連載「想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密(2016=H28,9~10)」と「轍(わだち)~それから(2016=H28,11~2017=H29,2)」  「母娘(ははこ)御膳(2017=H29,3~6)」  「南へ・・(2017=H29,6~8)」 「交感旅情(2017=H29,9~12)」 「パノラマカーと変な犬(2018=H30,1~5)」  「ちょっと入淫(2018=H30,6~10)」 「情事の時刻表(2018=H30,11~2019=R1,6)」 「レディオ・アンカーの幻影(2019=R1,11~2020=R2,5)」 「この雨は こんな風に聴こえる(2020=R2,6~2021=R3,3)」も お読み頂けます。