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情事の時刻表 第33話「児戯」

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午後の 北紀中央病院上階の特別病室では、大声では言えない 受診の男たち三人の特別診察が続く。一度は小町と交わるも、頂には達せず「寸止め」の形で 一旦行為を区切った一ノ瀬に続き、年齢的には中間の 小柄な崎山が、希望でもあった小町の乳房への愛撫を経て、後背位で繋がろうとする所であった。

「先生、宜しくお願いします」 「良いわよ。来て・・」一旦 女医の白衣の乱れを直してベッドに四つん這いの姿態を願い、その後ろから、崎山がゆっくりと 裾を捲り上げて行く。少し柄の入った サスペンダー型ストッキングを纏った美脚と太腿に続き、彼羨望の 優れた曲線を誇る臀丘が姿を現した。

「あぁ、素敵・・」白衣の裾捲りを途中までとし、臀丘が半見えの状態が、崎山の昂奮する姿であった。「じゃ、行きますね・・」僅かにウェーヴした小町の黒髪に息を吹き!かける様に囁くと、彼は 女医の秘溝に唇を合わせて行った。「あっ、ふうっ!好い!」短く叫ぶ様な喘ぎが聴こえた。それを受け「ジュルジュル・・」と舌技をも交えた、崎山の口唇愛撫(クンニリングス)が披露された。

「ほんの僅かな匂い・・これがたまらなく好いんだよ~・・」夢中になって、口舌で加湿された秘溝を かき回す様に舐め回して行く。「あぁ、好いわ。洋夢(ひろむ)君、とても上手。暫く続けて!」 「分かりました。もう少し、濃くしますね」合間に返事をしながら、崎山は更に、愛撫の攻勢を強めて行く。小町の喘ぎは、一ノ瀬の時を上回る大きさになって行った。暫く後・・

「さぁ、洋夢君・・」 「はい・・」 「用意はいい?」 「一度、見て頂いた方が良いですか?」 「そうだね、ちょっとこちらへ向けて・・」小町はそう言い、崎山に 勃起した竿を向ける様指図。彼は応じ、傍らから小町の眼前に 堅い竿を差し出した。「うんうん、堅さ十分だわ。時間も圧してるし 直ぐに繋がりたいでしょ?」 「・・ですね。できる事なら、そうしたいです」

一度横を向いた女医は、ほんの一瞬 差し出された竿の先端をペロリと舐め回した。堅い勃起を確かめる為らしい。「OKよ」の一言が、その事を裏付けた。それを経て、目くばせで後ろに繋がる様促した。頷いて一礼した崎山は、白衣の下方を露わにした女医の後方から両の脚を押し開いてその間に滑り込み、突き出された秘溝に 竿の先端を合わせにかかる。やや小さめの亀頭が無理なく陰唇に分け入り、加湿に助けられて中へと滑り込んで行った。

「あっ、ああっ!い・・好い!」もう一度の短い喘ぎ。それを合図に、女医の腰を両の手で抱えた崎山は、腰に前後動を加え始めた。彼の竿は短めにつき、中へと滑る時の動きに、意識して力を込めた。その事が、女医に深い愉悦をもたらす様だった。「あぁ、あぁ・・思ったより好い感じだわ。その調子で続けて!」 「わ・・分かりました。先生には、正確な所を診て頂かんといけませんからね。こんな感じで 暫く続けます!」

そう返した後は、少し強めに動かして行く。約10分間とちょっとの間 低い喘ぎと呻きを伴い この動きが続いた。小柄で童顔の漁撈長が後ろから女医に仕掛ける図は、傍目には まだ幼さ残る十代前半の男児が、年上の女を制圧する ませた児戯の様な風情に見られない事もなかった。

「先生・・」暫くの動きの後、昂った崎山が訊いた。「はい、何?」同じく 昂らされた小町が返すと 「まだ昇らない方が良いんですよね」 「ふふ・・まぁね。どうしても昇りたければ反対はしないけど、正確な診察と 何よりも君が後悔しない為には、一旦止めた方が良い様な気がするの」 「分かりました。そういう事なら・・」崎山はそう続け、交わっていた女医の背後から 一旦離れにかかる。秘溝に繋いでいた竿をゆっくり抜き放し、見守っていた 若い渚を 入れ替わりにベッドに登る様促した。

「宜しく、お願いします!」崎山同様 後ろから小町に寄り添いかかった渚を、小町は「あら!」と制した。「渚君も、後ろからがい良いの?」 「あっ、いやいや・・自分はどっちでも良いんですが・・」 「分かった。でも 乗りかかった船だから、まずは後ろからしてみる?」 「ええ、それも良いですね。じゃあ、このまま後ろからって事で」 「OK。その前に、ちょっとだけ前に来てくれるかな?」促された渚は、一礼して己の竿ょ、小町の眼前に突き出した。

「良いねぇ、この竿・・」明らかに 一ノ瀬や崎山より大ぶりな竿を至近距離で眺めた小町はこう言って、他の男たちと同様に、一瞬亀頭を口内へと招じ入れた。短い口唇愛撫(フェラチオ)には、渚も短い口唇愛撫クンニリングスでお返しする。やはり舌技を交え、先輩方から教わった濃い愛撫を加えると、女医は同様に喘ぎを見せた。暫く後・・

「先生、繋ぎます・・」 「いいわ、来て!」頷きで返事をした渚が、後ろから脚の間に分け入って 竿の先端を秘溝に押し当て、奥へと滑り込ませて行く。一之瀬、そして崎山よりもずっと大きく堅い一物が、小町の「核心」に滑り込み、抉られる様な愉悦を伝えてくれる。「あぁっ、はぁっ!ふぅぅ~ん!」後背位で繋がれる女医の喘ぎも、先程より大きい様だ。

「はっ!ふっ!な・・渚君!」 「あっ!うっ!はい、先生。聞きましょう」「もう分かるでしょ。後ろから攻める時は、あたしの腰を両手でしっかり抱えて、姿勢を安定させるの。そうすれば、自分の腰の動きを安心して強くできるはずよ」 「あぁなる程。これ 申しちゃいかんかもですが、AVなんかでもそうやって激しい動きに備えてるみたいですし・・」 「そう、その通りよ」

「よしっ、それなら・・」意を決した渚、言われた通りに小町の腰を両手で抱え、中腰立ちの両足に力を込めて踏ん張りを利かせる姿勢を取った。これで、彼女の子宮口まで興奮を届ける自信ができた様な気がした。そして・・「先生、行きますね・・」 「いいわ、来て・・」の呟く様な返事を確かめ、渚は 小町の秘溝に押し当てた亀頭を 滑る様に合わせ目に埋め込んで行く。ぬめる様な肉壁の感触と熱い体温が、若い竿にも確かに伝わって来た。

「あ、あぁ・・こ、これも好い!」喘ぎの交じった 女医の言葉を受け、渚は上司の一ノ瀬や崎山からも聞いた 後背位で繋いだ腰の前後動を始める。「いいか渚、初めはゆっくり 柔らかく高める様に動かすんだ。気持ちがはやるから、そこは用心する事な・・」検診の前、そんな言葉を一ノ瀬から聞いていた事を思い出した。

「よしっ、初めは用心して慎重に行こう・・」そう呟きながら、渚は 小町の背後から ゆっくりと試す様に腰を前後に動かし始める。それは正に、女を焦らしながら昂らせて行く所謂「スロー・ピストン」と呼ばれる技そのものであった。「あっ・・あっ・・渚!と・・とても上手!焦らないでって自分に言い聞かせてるの、分かるよ。暫く、そのまま続けて。ふっ、ふぅぅっ!」喘ぎ交じりの、途切れがちな女医の言葉が聞こえて来た。

「有難うございます!自分もまだ、先生からどう思われてるか分かりませんので、暫くこのまま続けますね。あっ、うぅぅっ!」後ろから仕掛ける渚も又 呻きながら返す。小町の秘溝に繋いだ竿が、思いの他強い締めに遭ったのである。「せ・・先生!す・・凄い締めですね。もう少し、柔らか目でお願いしたいですぅ!」 小町「いいじゃないの。これが君への『秘密の診察』よ。だから強く締めないと意味がないの。大丈夫。慣れれば頑張れるわよ」 「あぁ、うぅぅ・・つ、つまり修行って事ですね。で・・ですが、ここは加減して下さらんと、自分は暴発してしまいます。うぅぅっ!」

小町「そう、それよ。暴発したいのを、ちょっとのとこでこらえるの。そうやって持続力を鍛えるのよ。あっ・・ほらほら、腰の動きを止めちゃダメよ!」 渚「ど~も済みません!仰る通りですね。ですが、あぁ・・腰の動きをちょっと休めたら、何とか持ち応えられそうですよ」 「ふふ、良かった。それじゃね・・」 「はい・・」 「絶頂昇るなら、やっぱり 君の顔が見えない後背位(バック)は嫌だな」 「・・そうしますと、体位替えた方が良いって事ですね。」 「そうそう、どんな姿態にするかは、今から話すわ」 「はい、お聞きします・・」一呼吸おいて「それじゃね・・」と、女医は切り出した。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 高橋はるみ
今回の「音」リンク 「エトピリカ(Etupirka)」 by葉加瀬太郎(下記タイトル)
Etupirka

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