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情事の時刻表 第32話「問深(もんしん)」

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「よし、好いぞ好いぞ・・」曲げ開かれ 露わになった女医・小町の股間を、ねっとりした視線でじっくり眺めながら「特別診察」に臨む三人の男の内 最年長の漁協役員・一ノ瀬 建(いちのせ・たつる)はこう呟いた。「皆、分かるだろ。先生の『核心』、昂ると出る 愛液(ラヴ・ジュース)で良う濡れそぼっとられる。下草なんざ、加湿が良くて まるでワカメだぜ。これで極上の酒でもありゃ『ワカメ酒』ってとこだが・・」

その話を、若い男二人は 笑みを浮かべながら聞いている。勿論小町も。「残念ね。本当はそうさせたげたいんだけど、今日はあくまで診察だからさ。飲ます訳には行かないのよ」 「ああ、飲ます訳には行かない・・分かります」小柄な漁撈長・崎山洋夢(さきやま・ひろむ)が答えた。「そうですね。もし酔っちまっては、正確なとこが診て頂けないって事もありますもんね」若い三浦 渚(みうら・なぎさ)も合わせる。一ノ瀬もこの言葉には、黙って頷くしかなかった。

「さぁ・・」ベッドに臥し、男たちの様子を様子を見ていた小町が言った。「建さん、用意はいい?」 「おお、先生・・ご指名ですか。やっぱり最初に深いとこを診て頂くのは 俺ですか?」 「まぁ、それが自然な順番でしょ。それにさ・・」 「はい・・」 「年長の上司でもある 貴方の行為は、若い洋夢君や渚君にも、きっと良い見本になるわ」 「わっ、マジですか?」 「勿論よ。さぁ、分かったら意思・・よ」女医はそう言い、更に脚を曲げ開いて下方を露わにし、一ノ瀬に 上に重なる様促すのだった。

「はいっ、只今・・」そう返し、上シャツ一枚で下方を露わにした一ノ瀬が 小町に重なって行く。まずは 上と下で濃厚な接吻((キス)。「ふふ、建さん・・」合間に、女医が呟く。「はい、聞いてます。続けて下さい・・」一ノ瀬が返すと 「こうやってね、舌も使って貴方の口ん中も調べてるのよ。これはデータとかじゃなくて、あたしの勘でやる事だけどね」 「先生の勘ですか。なる程、分かります」 

小町「そろそろ、繋がりたいでしょ?」 一ノ瀬「あは、下の方ですね。大声じゃ言えねぇけど、そりゃもう・・」 「ふふ、本音が出たね。素直で良いわ・・」 「その『繋ぐ行為』じゃ、きっと好感して頂ける様努めますよ・・」そう言葉を区切った一ノ瀬は、いよいよ己の竿を、小町の秘溝に繋ぎにかかった。

「お~い、二人・・」いよいよというその時、小町を組み伏せた一ノ瀬は、抑えた声で傍らに崎山と渚を呼んだ。「はい、次へ進むって事ですね」 「そういう事だ。ついては・・」 「はい・・」 「後ろからさ、先生と俺が繋がるとこを見ていて欲しいんだ。確かにそうなるのを確かめてくれって事だよな」聞いた崎山は 一瞬戸惑った様だったが直ぐ我に返り「分かりました。何んとかしてみましょう」落ち着いた返事をした。

「先生・・」見守る格好となった二人の男の様子を見届けた一ノ瀬は、小町に声をかけた。「はい、分かるわよ」の返事。聞いた彼は「では、進めます・・」と続け、押し開いた女医の両脚を抱え込むと 一瞬離した左手を己の竿に添え、その先端を 湿度を帯びた秘溝の陰唇に押し当てた。「あっ、ふっ・・」その瞬間、喘ぎとも呟きとも取れる声を上げる彼女であった。

「よしゃ、ゆっくり滑り込もうぞ・・」亀頭が繋がった感触を確かめ、一ノ瀬は静かに腰を落として行く。その途上 後ろで見守る崎山を一瞥し「いいか?」というサインを目くばせで送った。崎山はそれに応じ「OKです。正常に繋がってますよ!の返事を頷いて送った。更に腰を下げ、竿の先で体温とぬめりを確かめながら奥へと滑らせて行くと「あっ、はぁ~ん!」今度ははっきりと、女医の喘ぎを聴いた。

「先生、まずは感謝です。貴女の核心と、俺の竿が無事繋がりまして・・」一ノ瀬はそう言い、もう一度 組み敷いた小町の唇を奪った。「あっ!んんんっ!た・・建さん、それで OKよ。こ・・これから、あたしの『女』で 貴方の『男』をじっくりと診させてもらうわ。あっ・・ふっ、わ・・分かったら、腰を動かして。し・・自然にできるはずよ。ふ・・ふぅ~ん!」 「わ・・分かりやした。仰る通り進めます。うっ、うぅぅっ!」腰の両の脚を回され組付けられ 腰の動きを促された一ノ瀬は、思わず上下動を開始する。若い崎山と渚は顔を寄せ合い、所謂「ハメ撮り」の位置から、固唾を呑んで見守る。勿論、各々の下方は点火燃焼を始めていた。

腰を動かす合間に、一ノ瀬は後ろを一度ならず振り返り ねっとりした視線で観察を続ける二人に「お前たち 見えてるか?」と、目で問いかける。「大丈夫、核心がしっかり見えてますよ!」言葉にするのも憚られる情景に、崎山と渚は 頷きと微笑で返す。会話に及ぶまでもなく「いや~凄い凄い!先生と一ノ瀬部長、マジで一体だよ。勿論、あの核心のとこがさ・・」 小町の秘溝に繋がり、本当にピストンの動きを見せる 一ノ瀬の浅黒い「竿の軸」を、二人は昂りながら観察した。

身体の曲がり大きい ハードな正常位の行為が十数分は続いた。何度も頂きに押し上げられそうになりながらも 又も凌ぎきった一ノ瀬は小町に「先生、まだ昇るのは早いかと思います。今度は、一度交代して 崎山に高めさせたいが如何でしょう?」腰の動きを一度止め、喘ぐ女医に訊いた。

「ふぅん・・余り良い考えじゃないわね。本当はね、建さんが昇ってから 洋夢君と絡みたかったのよ。でもまぁ それも良いわね。早めに違う竿の感触をみるのも悪くないわ。じゃあ洋夢君、そんな感じでしてみる?」そう小町から訊かれた崎山は「あぁ、はい・・自分は、それでも良いかな・・なんて思ってます。何しろ、先生から濃い事を教えて頂けるだけでも有難いですからね」 「分かったわ。じゃ、建さんと交代で あたしの上に来る?」 「はい、只今・・」

「さぁ、一旦交代だ!」小町の上に重なり、下方を繋いでいた一ノ瀬が一度離れ、竿を秘溝からゆっくりと抜き放すと それまで目立たなかった秘液が、光りながら滴り落ちるのが見えた。「一ノ瀬さん、まだ射精してないな。ならば俺も、何としても持ち応えんと・・」仰向けの女医にのしかかり始めた崎山の脳裏に、ふっとそんな想いが過った。ここは何とか、上司に先に昇って欲しかった。

「先生、自分に考えがあります」上と下の位置に着くと、崎山はそう話しかけた。「うん、聞くわ。何かしら?」下から返事を得ると、彼は「しつこいとお思いかもですが、自分はもう少し 先生の乳房(おっぱい)を愛でたいと思います。それが区切りになりましたら、一つ後ろから試したいと思うんですが、よろしいか?」 「あぁ、分かるわ。君は後背位(バック)であたしを試したいって事でしょ?」 「そうです。無理言う様で、済みませんね」 「あぁ、いえいえ、ちっとも無理なんかじゃないわ。そういう事なら、あたしにもつもりがあるしね・・」

小町は微笑んでそう返すと、はだけた胸の谷間に崎山を招き入れた。自ら胸元を開こうとするのを制し「それ、自分にさせて下さい!」彼は制し、ブラをずらして乳房を露わにして行く。決して大きくはないが、形の好い双丘だ。「あぁ、素敵!」小柄で童顔な崎山が、小町の「胸の谷間」に顔を埋めると、両の手を背後に回し、固定(ホールド)してやる。一種子供的な 所謂「ショタ」の雰囲気を持つ彼の出方は、小町の母性を刺激する所がある様だ。

「チュウチュウ・・」わざと音を隠さず、交互に両の乳頭を吸う事 10分程。仕草が区切られると、小町は訊いた。「洋夢君・・」 「はい・・」ソフトに攻めていた胸の谷間から顔を上げた崎山が返すと 「どう?次はやっぱり後背位かしら?」 「そうですね。自分はやっぱり、後ろからお願いしたいです」 「後ろからだと 君の顔が見えないのがちょっと不満なのよね。でも、まぁいいわ。随分乱れちゃったけど、白衣は着たままが良いの?」 「そう、それです!僕は、半脱ぎの女性に昂奮する訳でして・・」

「あ~あ、洋夢君ったら・・」小町はふと思った。「下手すると、建さん以上にオッサン脳だね。まぁ、それでも良いわ。でも・・」 「洋夢君の竿(チンポ)って、体格の反映かしらね。ちょっと短小気味なのよ。だから・・」 「後ろから繋ぐとなると、亀頭がきちんと子宮口に届くかな?なんて思う訳よ。あの結合はさ、正常位よりも後背位の方が浅くなるって言われるし・・」そして彼女は、その懸念を崎山に伝えてみた。

聞いた彼は「あぁ、そのお話、聞いた事ありまして。ですが・・」 「はい、何?」 「それでも是非一度、後ろからお願いしたいんです。もし、それで先生に不満がおありの様なら 体位を替えますから」随分自身のある物言いに 女医は「ふ~ん、洋夢君、後ろから攻めて あたしをイかせる自信がある様ね。ま、いいわ・・」そう思い、崎山に返した。

小町「よし、分かったわ。じゃあ、ベッドの上でする?それとも・・」 崎山「はい・・」 「立ってする姿態(ポーズ)もあるのよ」 「あぁ、聞いた事ありますね。『立ちバック』って言うらしいですね」 「そうそう、以前、試した事ある?」 「いいえ、まだですね」 「そうか、なら・・」一旦言葉を区切り、小町は続けた。「ベッドの上でしようかしらね。あたしが四つん這いでベッドに乗るから、君が後ろから仕掛ける格好よ」 「うわ!それ好いですねぇ。それでお願いします。ですが・・」 「はい、何?」 「一度、先生の白衣を直したいんですよ。それから自分の手で、脱がせて行きたいんです」 「分かった。それ認めるわ・・」同意を得た崎山は、一旦立った小町の 白衣の乱れを直し始めた。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 小島みなみ
今回の「音」リンク 「めくれたオレンジ」 by東京スカ・パラダイスオーケストラ(下記タイトル)
めくれたオレンジ

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