2ntブログ

記事一覧

母娘(ははこ)御膳 第4話「深行」

IMG_2676.jpg
宵が少し進んだ9pm過ぎだろうか。某ホテル上階に投宿の、女社長 花井 妙(はない・たえ)と、思わぬきっかけで遭遇した浪人生 阿久比 周(あぐい・あまね)の「夜の授業」は、水入りとも言える、途中休憩の時を迎えていた。各々、浴衣の胸元と下方をはだけ、下着を脱いだ格好で、暫し談笑。

妙「さあ、少し回復の時間をあげるわ。二人並んで、一服しよう」 周「はい、有難うございます。ああ、いいな。隣からだと、乳房(おっぱい)もお尻も良く見られまして」 「前から期待してたんでしょう。嫌らしいわね。笑」 「ああ、ご免なさい。確かに、そんなとこありますね。まあ、俺の一つの夢でして」 「正直に話して欲しいわ。宙(そら)に手出しした時も、そんな事考えてたの?」 「どうも済みません。ほぼ仰る通りでして・・」 「ああ、いやいや、もう済んだ事だからね。さあ周、次はどこへ手を出したい?」

「う~ん、それはですね」一呼吸置いて、周はこう言い。「やっぱり、下方ですね。ご免なさい、とても魅力有りでして・・」そして彼は、立膝をした妙の、はだけた浴衣の裾から手を入れ、太腿から臀丘にかけて、ゆっくり丁寧に撫でさすり始めた。

妙「ふふ、嫌らしい。でも、好い感じだわ。暫く続けて」 周「はい、かしこまりました」と応じ、足先から膝、再び太腿、臀丘から股間へと、愛撫を進めて行く。「ああ、好いわ。さあ、もう一度横になるわよ。あの素敵な愛撫、もう一度頂戴」妙が言うと、周「了解です。それでは・・」と、腰下に枕一つ噛まし、臥して曲げ開かれた女社長の脚の間へと進み、まずは手指で、ルビーの様に輝く陰核(クリトリス)をさすって高めて行く。

周「一番よく感じるのが、この辺ですよね」訊くと、妙「あう・・んん・・うんうん、そうよ。そこそこ、暫く続けて・・」 「はい」そう返事して、周は陰核から秘花、周囲の下草、その下の菊花(肛門)にかけてを、順に撫で上げて行く。秘花の湿度は急上昇、合わせ目からは、少なからぬ量の秘液が滴り、輝いて見える。「ふんん・・うう・・好いわ。君は中々上手よ」妙はこう言い、周の指技を称えた。

周「有難うございます。じゃあ、次は・・」こう言って上体を妙の股間に臥せ、陰核から秘花に唇を合せ。熱く濃い、再びの口唇愛撫(クンニリングス)が始まる。赤ワインの様に落ち着いた、朱の合わせ目に舌をさし入れ、ゆっくり、じっくりと舐め続ける。四十路とは思えぬ、夥しい秘液が流れ下り、周の愛撫は、再び「ジュルジュル」音と、断続する妙の喘ぎを招いて行く。四十八手中の「立ち花菱」と言う姿態(ポーズ)に近く、大陰唇の甘噛みを交えての、濃厚な動きだ。

「ふぅっ・・あうっ・・んふ・・」もうひとしきりの喘ぎの後、妙「周、用意はいい?その感じなら、大丈夫よね」訊くと、周「はい先生。男として、目一杯礼儀を正しまして・・」こう言いながら、妙の眼前に勃起した男根を披露。「ああ、好い感じね。ねえ周、これから、君の立派なのが、あたしのここに繋がるのよ」 「ああ、凄いってか・・素敵です。俺、先生と一つになるんですよね」 「そうそう。我慢液は出てるかしら?」 「我慢液ですか?あ、これですか?」周、こう言って、男根の先端、鈴口を妙の顔に向け。熱く屹立するその先端も、我慢液で濡れそぼっているのが、はっきりと認められる。

それを見た妙、頷いて「さあ周、一つになろう」こう言い、彼に進み寄る様促す。「はい、只今・・」応じる周、先刻から曲げ開かれる、妙の股間にゆっくり進み。「ゴム、どうしましょう?」 妙「あたしは良いけど、どうかしら?あたしと初めてでゴムなしは、少し不安?」の問いに 「ええ、ちょっとね・・」彼は、こう返す。「分った。そこまて言うなら」と、小さい樹脂の包みを開け、中の薄手ゴム製品を、周の男根に、素早く巧みに着ける。

「感謝です。では、繋ぎます」の一言と共に、周は、自分の男根を妙の股間に進め、朱の合わせ目に先端を押し当て、腰の力をゆっくり加えながら、中へ奥へと滑らせて行く。やがて、一番奥で、先端が何かに当たった様な感触を得、締め上げられる様な感触と、先端から伝わる歓びを感じ。周の男根が、一番奥の、妙の子宮口に繋がれ、ポルチオ性感と言われる、大きな快感と共に、連結が果たされる。

「ああん・・好い・・とても好いわぁ!周、さあ動いて。腰を上下に動かして!」浪人生の若者に抱きしめられ、組み敷かれる女社長。彼の背に両腕を、腰に脚を強く組み付け、力を込めて、上下動を促す。「さあ周、動くの!師の教えに従うのよ。はぅぅ!」激しく掴まれる周、求めに応じ、腰を使って、女陰に繋がれた男根を、慎重に上下させ始めた。「ああ・・んんん・・た・・たまらん!」熱く濃い、正常位の情交が、喘ぎ吐息を伴い、小半時は続く。

初めはスロー、途中からペースをやや上げたピストンを施した周「先生、お疲れでしょう。上下入れ替わりましょうか」妙に訊く。彼女は「そうね。もう少ししたら、一度替わろうか。でも君の正常位って、とても快適よ」と返し。「有難うございます。じゃ、もう少し」周はこう言い、もう暫く、やや動きを速めたピストンを、湧き上がる快感を味わいながら続け。

最初の体位替え。次は、周がベッドに臥し、妙が上に跨って「君のものを、あたしに返して」こう言って、腰を徐々に沈めて、周の男根の礼儀を正し、秘花で呑み込み、取り返す。これは「百閉」と呼ばれる体位。

再びの、艶やかな喘ぎと荒い吐息と共に、騎乗位で行為再開。周の目線からは、妙の秘花と合体した下方が、手に取る様に良く見える。「うう、たまらん!見えるって事が、こんなに興奮を呼び寄せるとは・・」そう思いながら、時折タイミングが合わず、苦笑を交えながらも、快感の流れに身を委ね。

「さあ・・」喘ぎながら、妙が言う。「もう一つ、体位を覚えようかしらね」 周「はい、先生。宜しくお願いします」こう答え、妙の秘花に繋いでいた男根を、一旦ゆっくり抜き離す。「後ろに来て」ベッドから起きた二人、妙は前かがみでベッドに手をついて浴衣の裾を捲り、腰と臀丘を大きく突き出した姿態。その後ろに周が寄り添い、腰を抱えて安定させ、背後から、又ゆっくりと男根を、妙の女陰に返して行く。「うああっ!見えないのも刺激的だわ・・」今度は、周も動き易い様で、盛んに前後動を見せる。

妙「周、もう少し強くして良いわよ。そうすれば、好い音がするわよ」 聞いた彼「分りました。では・・」こう返して、腰の動きを加速させ。すると、妙の臀丘との当りで「パン!パン!」と、乾いた音が繰り返し発せられる様に。周の反応は「良いなぁ、この音!先生、興奮に感謝ですぅ・・」 「いやいや、そんな大げさじゃなくてよ。でも好いでしょう、暫く続けて」 「はい。俺は好感ですよ。もう少し続けますね」 「碁盤攻め」と言われる後背位の情交が、これも小半時。

再び正常位に戻り。しかし、妙も周も、最後まで浴衣は脱がなかった。「さあ周、これで最後の高め合いよ。できるだけで良いから、あたしと一緒に昇ろうね」 「はい先生。良いですよ。もし合わなかったら、俺が寸止めで我慢しますから」 「まあ、余り気にしなくて良いわ。多分、上手く行くと思うから」

周、己の男根を、三度四度 妙の秘花に返し。先端が子宮口を捉える、しっかりした連結で、力強く腰を動かし、頂を目指す。妙は下から周の身体を、蟹挟みの格好でガッシリと捉え「さあ、少し激しく動いて。頂上は、もうすぐそこよ」と、彼を挑発し。周は応じ、腰の動きを徐々に強め、妙の喘ぎも大きくなる。吐息との二重奏と、腰が臀丘をヒットする「パン!パン!」音を伴って、更に小半時で、遂に頂へと昇り詰めた。

「・・良かったわ」 「・・ですね」二人、抱き合ったまま、暫し絶頂の余韻に浸った後「離れて良いわよ」の合図で、周は、妙の下方に繋いだ男根を、ゆっくりと抜き離す。彼の下草まで、秘液を被って大いに濡れ、ゴムの中の男精は、最初の時に劣らぬ濃厚さ。「それ、見せて!」妙に促され、ゴムをそのまま差し出す。しげしげと観察した妙、微笑みながら「パッと見だけど、とても好い精子よ」と隠しながら一言。「あ、有難うございます!」喜んで良いやら悪いやらの、複雑な想いを抱く周、とりあえず、こう返事をした。

夜は11pm近く。世間一般は、まだ宵の口だろうが、周は受験勉強も控える。妙の朝も早そうだ。「さあ、サッとシャワー浴びて、早めに休もうね」 「はい。今夜は有難うございました」 「又、年内に会ってくれるかしら?」 「はい、喜んで!」二人は、事前に打ち合わせた上、又会う事を約した。「余り、のめり込むと拙い・・かな」就寝の時、周はふと、そう思ったりもした。「お休み!」 「お疲れ様でした!」かくして、妙の夜間授業一限目 終了。

(つづく 本稿はフィクションであります。次回は 3/20 月祝日以降に掲載予定です)
今回の壁紙 JR名古屋駅 セントラル・タワーズ夜景 名古屋市中村区 2015=H27,12 撮影 筆者

久石 譲さんの今回楽曲「時間の城」下記タイトルです。
Time Castle

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hakase32

Author:hakase32
愛知県在住の後半生男です。恐れながら、主に18歳以上限定内容を記して参ります。

お手数ですが、拙各稿を初めからお読み下さる場合は、下方にあります月間アーカイブ他のご利用をお願い致します。
他ブログを含め、拙記事の無断転用及び引用は ご遠慮下さい。

下記ランキングに参加しております。
クリックをお願いできれば幸いです。

官能小説ランキング

アクセスカウンター

愛と官能の美学

Shyrockさんの R18読み物集。他の作者各位も多数リンクされています。入口は、下記タイトルです。

赤星直也のエロ小説

赤星直也さんの R18読み物集。入口は、下記タイトルです。

未知の星

赤星直也さんの R18読み物集もう一つ。他の各位の作品も収録されます。

Mikiko's Room

Mikikoさんの、カテゴリー豊富な R18読み物集。独自視点の旅日記も好感です。

Adult Novels Search

R18 読み物の検索サイトです。

ブロとも一覧

拙バナーです

知人様より、優れたバナーを賜りました。必要時はご利用を Produced by Shyrock

もう一つの 拙バナーです

知人様ご厚意により、拙バナー追加編も賜りました。必要時はご利用を。 Produced by Shyrock

清き一票を(笑)

下記ランキングに参加しております。

日本ブログ村バナー


にほんブログ村 →できますれば、こちらも応援を・・

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ

これまでの拙連載「想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密(2016=H28,9~10)」と「轍(わだち)~それから(2016=H28,11~2017=H29,2)」  「母娘(ははこ)御膳(2017=H29,3~6)」  「南へ・・(2017=H29,6~8)」 「交感旅情(2017=H29,9~12)」 「パノラマカーと変な犬(2018=H30,1~5)」  「ちょっと入淫(2018=H30,6~10)」 「情事の時刻表(2018=H30,11~2019=R1,6)」 「レディオ・アンカーの幻影(2019=R1,11~2020=R2,5)」 「この雨は こんな風に聴こえる(2020=R2,6~2021=R3,3)」も お読み頂けます。