2ntブログ

記事一覧

南へ・・ 第18話「抑制」

av-34040.jpg
「いや~、これ、言っちまって良かったかなぁ?」七里御浜近くのネット・カフェでの、木下姉妹との好事を認めてしまった周(あまね)と豊(ゆたか)であったが。しかし、美波(みなみ)は、落ち着き笑って聞いている。「ふふ、それ位のお話で、動揺するあたしじゃないわよ。それじゃ豊、由香(ゆか)ちゃんと何をしたか、再現してもらおうかしら」 「分りました。いいでしょう」と、豊は返した。

白衣の胸元と下半身をはだけ、仰向けで下肢を曲げ開く美波の上に、トランクスを脱ぎ去り、浴衣の裾を捲った、下半身裸の豊が、上下逆に重なる。「椋鳥(むくどり)に近い体位だ。「ふふ、期待の一物ね・・」眼前に現れた、豊の男根(コック)と陰嚢を愛でながら、美波が呟く。濃くも薄くもない、中庸の下草だ。「さあ、豊・・」 「はい・・」 「じっとしてないで、あたしの陰核(クリトリス)に挨拶して。あたしも、君のにするから・・」

豊「分りました!それでは・・」こう返し、太腿を押し開き、現れた秘溝の上にまします陰核に、まず唇を重ね、挨拶。次いで舌技を交えて、ゆっくり細かく舐め上げて行く。「あっ、はっ、ふうっ。い・・好いわ」小刻みな喘ぎの反応が返って来る。「美波さん・・」見ていた周が声かけ。美波「ふっ!ふっ!・・うん、周さん、な・・何?」 「俺もちょっと、応援しますね」こう言うと、まだ攻めを受けない菊花(肛門)に、静かに唇を合せる。「ふっ!はっ!嫌ね、周さん。そこ、何の穴だか分ってるの?」 「はい、美波さん。勿論、存じてますよ。今は綺麗だから、別に良いんじゃ・・」 「仕方がないわね。まあいいわ。貴方のキス、中々好い感じよ。続けて・・」 「はい・・では・・」

周はこの返事を受け、もう一度入念に、菊花への口づけを。それから、豊の 鷹の羽の先で、菊花の中心から、放射状に広がる襞(ひだ)の一本一本を、じっくりとなぞる。「あ・・んぁぁ。こ・・これも好い。菊花への刺激が、こんなに好いなんて・・やめられなくなったら、どうしよう?」陰核と菊花に、同時に仕掛けられ、激しく喘ぐ美波、その一方で、豊の男根を咥えたり、こんな呟きを発したりもした。

「あっ!はっ!ふっ!はあっ!ふ・・二人、と・・とても、い・・好いわぁ~!」焦らず慌てず、周と豊の、美波の下方へのソフトな攻勢が続く。周は、再び菊花への口唇愛撫(ペッティング)を、放射状の、その襞の一本一本を愛でる様に舐め上げ、豊は、陰核と合わせ目に、舌を滑り込ませるなど、愛撫の度合いを深めて行く。「ああっ、ああっ、好い!あ・・あたし、イ・・イキそう!」

しかし、仕掛ける二人の若者は、思いの他 意地が悪かった。「美波さん、まだ夜は長い。少し、休憩しましょうよ」周はそう囁き、舐め回して来た菊花に、フッと吐息をかける。「もう、二人共、焦らしたりして、意地が悪いんだから~!」 豊が「ど~も済みません。お・・俺もイってしまいそうなんですが『まだ夜は・・』て、阿久比さんのお言葉も分るんですぅ~!」 「今夜の豊って、随分出し惜しみするわね。若者らしく、さっさと出せばいいのに~!」この美波の言葉には、周も、豊も笑いを誘われた。濃い愛撫が小半時は続いた。それから・・

豊「阿久比さん・・」 周「はい。何かな?」 「今度は、俺が羽で陰核を撫でたく思います。先になって済みません、お待たせしました。オマンコへどうぞ!」 「ああ、俺が後なんて気にしないよ。有難う。じゃ、それで再開な」 「はい、お願いします」これを合図に、周は、秘溝の合わせ目に向け、濃く静かな口唇愛撫(クンニリングス)の攻勢を始め。同時に右手指は、引き続いて菊花への摩(さす)りをも抜かりなく。

「ふっふっ!はっはっ!ふっ、はぁぁ~っ!」下からの周の愛撫に加え、上に重なる豊も、鷹の羽を交えた陰核への刺激で、美波の喘ぎは更に大きくなって行く。「いや~素敵。とても好い感じの肉壁だわ。これ、いきなり繋がるのって、風情ないよな~!」思わず、周が呟くと、豊も「そうですか~、阿久比さんのお気持ちって、何となく分りますよ~、お・・俺も、ホントはそうしたいんですが、ダ・・ダメそうかも、うぅぅっ、み・・美波さ~ん、ち・・ちょっと、お手柔らかにぃ~!」 「ふふ、ダメねぇ。豊、もうイキそうなの?」 「は・・はい~。な・・何か、後一擦(こす)りで、の・・昇ってしまいそうですぅ~!」豊はもう、一触即発のあり様であった。

周、ニヤリとして「なあ豊・・」 「は・・はい!」 「オマンコ替わろうか?」 「い・・いや、ち・・ちょっと待って下さい。い・・今替わったら、お・・俺、ま・・マジで暴発してしまいますぅ~!」 「そんなにヤバいのか?」 「は・・はいっ。これは、マ・・マジですよ!」 「あ、そうなんだ。分った。ま・・無理すんな」周はこう言い、再び美波の膣への口唇愛撫と、菊花のマッサージに戻った。

美波は言った。「ああ・・ふぅぅ。そろそろ、周さんと豊を交代させた方がいいかしら。実はね、あたしもイキそうなのよ。でも豊、一歩手前の寸止めは嫌でしょ?」 豊「俺ですか?何日も間があれば、確かに嫌ですけど、今日はお蔭で好い事がありまして・・」 「ふうん。つまり、美人さん姉妹のどっちかに、ヌいてもらえたんだ」 「あ・・はい。た・・確か、お姉さんの方だったですか。うぅぅ・・」 「そうかぁ。お姉さんなら、随分上手だったでしょ」 「あ・・はい。まあ、お上手だったですね。あ・・あの、ま・・又危なくなって来ました。ふっ!うぅぅっ!」

美波は、再び言った。「よしっ、周さん、豊と交代して頂戴。今度は、貴方の陰核マッサージを感じたいわ」 周「かしこまりましてござる。じゃ、ちょいと失礼を」と、同じくトランクスを脱ぎ、浴衣の下方をはだいて、豊と同様、美波に重なる。「ふふ、貴方の一物も、期待度大だわ」彼女はこう言うと、豊より少し濃い下草伴う、周の男根を咥え込む。「うっ!うっ!こりゃ拙い。イカされん様にせんと・・」

初めとは逆に、周が「椋鳥」の態勢で美波に重なり、陰核をメインに、舌と唇で舐め上げ、高めて行く。彼のいた位置には豊が控え、膣の下側と蟻の門渡りを交互に口唇愛撫、そして、手にした鷹の羽で、菊花の中心と襞の一本一本を摩り上げる。「ああっ!ああっ!はぁうう~ん!」再び、美波の大きな喘ぎ。そして「ふ・・二人、とても上手!す・・凄く早い上達だわ!あ・・あたしは、もう・・あぁぁ~!」更に愛撫に勤しむ事、小半時「イ・・イくぅ~っ!」美波が、絶頂に押し上げられた瞬間であった。

「ああ、ああ、良かった~・・」あられもない姿態で横たわる、気だるくも、満足した表情の美波であった。周と豊は、結局、絶頂には至らなかった。昼間、美人姉妹にヌかれ、調子が上がらなかった事もあるにはあるが。「二人、発射した?」美波の問いに、彼たちは「いえ、不発でした・・」と、何故か本当の事を答えた。美波「狡(ずる)いわねぇ。あたしの絶頂について来てくれないなんて・・」 「どうも済みません!昼間ヌかれてしまいまして、まだ回復してなかった様なもんで・・」 「まあ、オッサンみたいな事を言わないの!半分はしょうがないけど、まあいいわ」

「美波さん・・」聞いていた周が、言った。「貴女の絶頂にお供できなかったのは、済みませんでした。ですが夕方、豊の船の準備が、ちょっと引っかかりまして・・」 美波「いい疑問ね。そう、明日は午前に、ちょっと好い事を考えてるの。だから・・」と返し。周「はい、何でしょう?」 美波「それはね・・」続ける。「明日の朝、又お話しした方が良いかしらね」 周「そうですか。その方が良ければ、朝伺いますが」 「そうしようか。じゃ、あたしは、豊のお母さんたちとちょっと話したいから、今夜は母屋で寝るわ。二人が絶頂に達しなかったのは、ある意味正解かもね」 「そうですか。分りました」彼たちの返事を聞きながら、美波は浴衣に着替え。

「豊。白衣、預かってくれる?」 「いいですよ。明日まで隠しときましょうか」 「お願いね。後、二人共、自慰(オナニー)と、夢精はダメよ!」 「了解!今夜も有難うございました!お休みなさい。又明日!」 「お休み!ゆっくりね!」この夜の教科、終了。部屋を出る美波、振り返り「周さん、豊も、狡い!」笑顔の裏に、又も手指でイかされた口惜しさが、秘められている様だ。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 香西 咲
東京スカ・パラダイス・オーケストラの今回楽曲「タンズ・オブ・ファイアー(Tongues of Fire)」下記タイトルです。
Tongues of Fire

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hakase32

Author:hakase32
愛知県在住の後半生男です。恐れながら、主に18歳以上限定内容を記して参ります。

お手数ですが、拙各稿を初めからお読み下さる場合は、下方にあります月間アーカイブ他のご利用をお願い致します。
他ブログを含め、拙記事の無断転用及び引用は ご遠慮下さい。

下記ランキングに参加しております。
クリックをお願いできれば幸いです。

官能小説ランキング

アクセスカウンター

愛と官能の美学

Shyrockさんの R18読み物集。他の作者各位も多数リンクされています。入口は、下記タイトルです。

赤星直也のエロ小説

赤星直也さんの R18読み物集。入口は、下記タイトルです。

未知の星

赤星直也さんの R18読み物集もう一つ。他の各位の作品も収録されます。

Mikiko's Room

Mikikoさんの、カテゴリー豊富な R18読み物集。独自視点の旅日記も好感です。

Adult Novels Search

R18 読み物の検索サイトです。

ブロとも一覧

拙バナーです

知人様より、優れたバナーを賜りました。必要時はご利用を Produced by Shyrock

もう一つの 拙バナーです

知人様ご厚意により、拙バナー追加編も賜りました。必要時はご利用を。 Produced by Shyrock

清き一票を(笑)

下記ランキングに参加しております。

日本ブログ村バナー


にほんブログ村 →できますれば、こちらも応援を・・

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ

これまでの拙連載「想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密(2016=H28,9~10)」と「轍(わだち)~それから(2016=H28,11~2017=H29,2)」  「母娘(ははこ)御膳(2017=H29,3~6)」  「南へ・・(2017=H29,6~8)」 「交感旅情(2017=H29,9~12)」 「パノラマカーと変な犬(2018=H30,1~5)」  「ちょっと入淫(2018=H30,6~10)」 「情事の時刻表(2018=H30,11~2019=R1,6)」 「レディオ・アンカーの幻影(2019=R1,11~2020=R2,5)」 「この雨は こんな風に聴こえる(2020=R2,6~2021=R3,3)」も お読み頂けます。