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交感旅情 第37話「続昂」

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雨の夜になった。JR新潟駅近所の、ホテル M館上階の上級客室「エグゼクティヴ」では、先刻から、熱い男女の愛撫が続いていた。上体をベッドに伏して前かがみになり、フレア・ミニスカの裾から覗く臀丘を高く突き上げた 宙(そら)、由紀の少女二人は、それぞれ 周(あまね)と中条の、後ろからの熱い愛撫(ペッティング)を賜り、高音の喘ぎを聴かせ始めていた。

「ハハ、由紀ちゃん。気持ち良さそうだな」二ーハイを纏いながらも、露わの太腿と、Tバックが魅力的にフィットする、臀丘を交互に摩(さす)りながら、中条は、笑顔で訊いた。「あっ・・はっ・・ふうっ!は・・はい、伯父様、と・・とても好い感じですわ。ふううっ!」由紀、余り余裕のなさそうな感じで返す。 「周さんのタッチも、とても素敵よ。続けて・・」宙は、やや余裕がある様だ。「ああ分った。もう少しだけな・・」愛撫を進める周、なるべくぶっきらぼうにならぬ様、丁寧に返した。暫くして・・

「由紀ちゃん・・」若い、彼女の尻の感触を存分に味わった中条が、声をかけた。「はい、そろそろですか?」笑顔の彼女は、ノッた感じで返す。「そうだな。そろそろ横になってみるか?」 「はい、そうしたいですね」 「よしっ・・」魅惑的な、初音ミクのコスを纏ったままの由紀は、ベッドに臥した。「よ~し いい娘(コ)だ。まずは、俺から『次へ』の挨拶を進ぜよう」 「はい、お願いします!」こう言葉を交わした中条が、まずは由紀の上にのしかかる。仰向けの背後に両の腕を回し、ゆっくりと唇を交わす。傍らのベッドでは、初美と周の、同様の「行為」が開始された様だ。

「あ、あぁ・・好い」由紀、合間に喘ぎながら言い。中条も「うん、思った通りの好い感じ。もう一度、しようか・・」 「ええ・・」再度の接吻(キス)。今度は、互いの舌を、交互に差し入れたりしながらの、濃いそれだ。喘ぎを交えながら、断続的に続く。少しの後・・

中条「じゃ、そろそろ、胸の見学と行きてぇな・・」 由紀「ふふ、そう来はる思いました。好いよ、じっくり見て触ってね。後で、姉のと比べるのも、おもろいかもね」 「ハハ、それも好いな・・」中条はそう返しながら、由紀の上衣を開いて行く。キャミソールの様なそれを緩め、中のブラを下げると、Dカップに近い、形の整った、程良い大きさの双丘が、姿を現す。

「いいぞ、由紀ちゃん。綺麗な肌!」 「ふふ、有難うございます・・」少し上体を起こした男は、両の手中に、半円の乳房を収めて、ゆっくりと 大きな円を描く様に摩(さす)り始める。次いで、途中まで露わになった、肩と上腕にも掌(てのひら)を走らせる。「ああ、ホンマ・・伯父様はお上手やわ。んんん・・」組み敷かれ、喘ぐ由香の表情が、少し恍惚の風情を帯びて来る。

一方の、初美と周も、似た様な態勢で高まり始めていた。「さあ、楽しみね」 「はい、宜しくお願いします!」こちらは、仰向けに臥した女の上に、若者が重なり、濃厚に唇を交わしての、開始挨拶。由紀と中条に同じく、舌技を交えての、濃い愛撫。タンク・トップのアッパーとブラを下ろし、優れたシルエットの乳房を、じっくりと愛撫して行く。「思った通り、綺麗な肌・・」 「ああ、周君も上手よ。続けて・・」 「はい、では・・」こちらも、露わになった 胸の双丘に両の手を馴染ませる様に滑らせ、高め合って行く。暫くして・・

中条「由紀ちゃん・・」 「はい・・」 「一度、上下で入れ替わろや。今度は、俺の上から乳房(おっぱい)が被る寸法だ。知ってるかもだが、高め方は、俺が教えたる」 「はい、聞きましょう!」よく言う事を聞く一方、由紀は、かなり積極的だ。中条は、その所に惚れ始めていた。まずは、上下入れ替わっての、濃厚な接吻のアンコール。次いで「ちょっと、俺の耳から仕掛けてみてくれるか。何なら、耳たぶ噛んでも、かじっても良いんだぜ」 「わっ、マジですか?」 「ああ、良いよ。とに角やろうや」 「はい、それじゃ・・」

濃い接吻が区切りになると、今度は、仰向けに臥した中条の上で、由紀が、その上体からマッサージを施し始める。まずは、注文通りの 耳への甘噛み。左、そして右の耳への、程良い歯の刺激が、中条の 雄の情念をゆり起す。「伯父様、眠っちゃダメ!夢は、これからええとこなんやから!」由紀の、歯や舌を使った巧みな技が、そう語っている様にも感じられた。

「思ったより上手だな」はだけたガウンの、露わになった胸元を舐め回されながら、中条は呟いた。「由紀ちゃんは、こんなの初めてか?」 「う~ん、初めてって思って下さると、嬉しいな」彼女は、笑って返す。中条が「でもまあ、多少は覚えがあるんだろ?そうだな」と続けると「ふふ、まあ、多少は覚えがあるかしら?」由紀も、笑って続けた。

胸から腋、脇腹から臍(へそ)周りへと愛撫が進み、過敏な所を攻められた男は「あ、あ・・こりゃたまらん。じっとしてられねぇな!」思わず「ビクン!」と反応す。「ふふ・・」由紀は、又笑った。「大人なのに、結構感じるのね」 「ああ、ご免ご免。脇腹辺りは、俺、ずっと感じるんだよ。そう、若い頃からね」 「まあ良い事だわ。これは、下の方に期待が持てる・・かな」 「これから、試すかい?」 「ええ、是非!」そう言うと彼女は、ソファでの休憩を終えた、姉の由香と二人で、男のトランクスを下ろしにかかった。

「あは、素敵な男根(コック)ですね。程良い下草。陰嚢(ホーデン)とのマッチも、素敵やわ」由紀は、感心したように、中条の、露わの下方をしげしげと観察す。「ホンマ、伯父様の『核心』・・思った通りやわ。程良く大きくて、堅~ぁい!」由香も、同じく感心した様子。

「さあ、伯父様・・」由香が言った。「は・・はい、何かな?」中条が返すと「今から暫く、あたしと由紀で『核心』を高めて参りますわ。伯父様も、素直に反応して欲しいの」 「あ・・分った。しかしなあ、由香ちゃん」 「はい・・」 「俺、先に昇っちゃったら、どうしような?」 「ふふ、楽しみね。あたしたち、意地悪く、それ目指しますわ」姉はそう言うと、横から中条の唇を奪った。

「う・・むむむ。お姉ちゃんも、す・・素敵だ。うぅぅ・・」由香は、男の口内に、激しく舌を差し入れて来た。かき回す様な仕草。呻きながら 中条は、やっとの思いで、その行為に応じた。その出方が、妹の由紀に、火をつけた。「お姉ちゃん、飛ばしちゃいかんで。今は、あたしの番なんやから!」 由香「分っとるわ!そやけど、あたしたち二人が同時に当りゃ、伯父様もお喜びやろが!」

由紀「そうか、分った!そやけど今は、伯父様の男根(チンポ)と玉袋は、あたしの手中やで。これから、極上のマッサージを仕掛けるんやから、邪魔せんといて欲しいわ!伯父様、よろしか?そろそろ、行きまっせ!」関西訛(なま)りの本音が飛び出し、果たしてついて行けるか、頭の一隅に疑問も渦巻く中条だったが、少しの間で、気持ちは決まった。「OK。由紀ちゃん、行ってくれ」

この言葉を聞いた由紀は、浅黒く勃起した、中条の男根(コック)に食らいついた。巧妙に舌先を使い、亀頭をねぶる様に刺激して、高めて行く。「あ、あ、ふぅぅ、う・・上手いぞ!」男は、呻きながら称える。次いで、陰茎の裏筋に、焦らす様にゆっくりと舌を走らせ、陰嚢へと進んで行く。ここで・・「よしっ!」気合を入れた、姉の由香が、中条の亀頭に仕掛ける。ねっとりと、唇と舌を絡みつけ、徐々に徐々に、口内へと誘って行く。

「やり過ぎやで、お姉ちゃん!」陰嚢に仕掛ける由紀が、ムッとして声をかける。対する由香「何がやり過ぎやねん。アンタは大人しく、玉袋のお手入れでもしてりゃええねん!」横柄に返す。由紀「分ったよ。そのフェラ、やらしてやるよ。ただ、後少しやで!」 「そんなん、アンタに指図される筋合いやないわ!勝手に決めるんやないで!」 「ふん、覚えとき!」姉が、男根から口を離した一瞬の隙を突き、妹は、男の上に、後ろ向きに跨った。彼の顔の傍に、豊かな美尻が向けられる。

「さあ伯父様!」それを揺すって、由紀が誘う。「伯父様の、一番したい事を、して!」 「分った。有難う。ホントに始めるぞ!」 「いいわよ。どうぞ!」由紀も理解する、中条の願望。それは・・彼女の着ける「T」を脱がせ、下半身を露わにする事だった。己の上にまします、ノーパンの初音ミク・・中条が夢に見た、一つの理想ではあった。これから、更に「夢と願望」の深化が、ゆっくりと始まろうとしているのかも知れなかった。
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の人物壁紙 星野ナミ
葉加瀬太郎さんの今回楽曲「タイスの瞑想曲(高嶋ちさ子、古澤 巌の各位との共演)下記タイトルです。
タイスの瞑想曲


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