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パノラマカーと変な犬 第42話「回春」

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幾分「機能」を回復させる事のできた中条は、姉の由香に続き 妹の由紀とも頂きを目指すべく、彼女の上に重なっていた。まずは、首周りに両の腕を回しての「ネックキング」で 軽めの挨拶からだ。

「確か・・」彼は言った。「お姉ちゃんにも見せた事ねぇと思うぞ。この技は・・」
組み敷かれる由紀「・・ですね。この前の旅行でもなかった様な。でも、それだけに 新しい気分でよろしですわ~・・」

男は続けた。「んだんだ。俺も同じや。あの時、気がつきゃ良かった な~んて後悔したりしてな」由紀「でも、今夜分かって良かったやないですか。大坂帰る途中で『しもた~!』よりはマシや思いますよ」「ハハ・・それもそうだな。好い考えは、その時 直ぐ実行せんとなぁ・・」

首周りを愛でる ネッキングの傍ら、舌技も交えた 濃厚な接吻(キス)をも果たした中条は、一旦 由紀の下方に回り込み、次には ニーハイを纏った美脚を、足先から太股の方へと摩(さす)り上げて行く。

「ああ、好いわぁ・・」喘ぐ様な、由紀の呟き。中条は、技を仕掛けながら「うんうん、由紀ちゃんの脚も絶品やわ。お姉ちゃんも素敵やが、これはさ、質(たち)の違う『素敵』ってヤツ。いやぁ 俺、男で良かったぜぇ~!」膝から流麗な太股に頬擦りを見舞う、これが中条の本音だろうか。仕掛けられる由紀も、そう悪い気でもなさそうだ。

「伯父様・・」暫くして、彼女は呟く様に言った。「うん、何かいな?」彼が返すと「そろそろ、一つになる時間ですやろか?」 「ああ、それなぁ・・」男は、一度言葉を区切って続けた。「貴女、その前に してぇ事あるんと違うか?」傍らで聞いている、姉の由香とも視線を会わせながら、ゆっくりと 呟く様に。

「ふふ・・やっぱり、そないな感じがしますやろか?」由紀が応じると、彼は「ハハ・・」微笑んで 「まあ、順番から見て そんなとこやからな。さて、そいじゃ 少しだけ 攻め気味に行ってみるか・・」と続け、由紀の上体を斜めに起こし、顔面近く、自身の下方を グイと近づける。まだアンダーは着けている。

「あは、仰せの通り!」男の股間を 顔の傍(そば)に寄せつけられた由紀、笑って返す。そして「そういう事なら、お望みを叶えて差し上げようかしら・・」と続け、右手指を彼の前開きから挿し込み、中の竿(男根)を掴み 外に連れ出す。本当に、成り行きと言われる 流れのままの行為である。

「さあ、宜しくな・・」 「よろしですわ~、期待してて~」姿を現した、中条の亀頭を、由紀の口舌が捉える。「あ、ゆ・・由紀ちゃんも上手やな。ううう・・」呻く様な、男の声が続く。「伯父様のアレも、い・・好い感じやわぁ・・!」妹はそう返し、亀頭からガッツリとくわえ込み 出し入れを繰返しながら、ネットリと舐め上げて行く。

「よしよし、由紀ちゃん 好いぞ~」高められる中条は、熱く呟く。一度は頂きに達し、射精を経た 彼の「竿」だったが、今又 妹の技に導かれ、昂(たかぶ)って行く。「ん、ん、ふう~ん!」高める合間に、籠った声を発する由紀の仕草に、男の勃起は 確実に復旧して行った。その下着(アンダー)も剥がされ、彼の下方も露(あらわ)になった。

「さあ、由紀ちゃん・・」中条は言った。「後 少しだけ、高めるわな。その後 いよいよ繋がるぞ」 「ふふ・・一つでんね。楽しみ~」 「そうや。まあ、期待してろよ」そう返すと 男は又、由紀の下方への愛撫を再開した。喘ぎと、程好い下草を伴う秘溝に口舌が走る「クチュクチュ、ジュルジュル」なる微かな音が、部屋中に漂って行った。

行為が始まって小一時間の後、中条は由紀に「さて、いよいよだ」と言って、彼女の秘溝に 露出し 勃起した「竿」を近づける。「いいわ、来て・・」両の脚を開いた由紀は返した。これを受け、男は 秘溝の合わせ目に狙いを定めた「竿」の亀頭を、ゆっくりと奥へ滑らせ、静かに繋いで行く。肉壁に迎え撃たれ、奥への途中で行き止まりの感触を得て、連結が果たされる。

「ああっ、思った通り。い・・好い感じ・・」思わず、腰を動かし 高まりにかかる。由紀も「ふっふっ、はっはっ、ふうう~ん!」小刻みに喘ぎ 応える。動き続ける中条の腰には、両の美脚がガッシリと組みつけられ、一体になって行く。

「伯父様・・」少しおいて、姉の由香が声をかけ。「はい、何ぞ?」男が返すと 「ちょっとね・・」と言って、彼の耳に歯を立て、甘噛みを見舞う。「ああ、好いぞ。有難とよ・・」暫し彼は、その愉悦に酔う。勿論、腰は運動を続ける。

更に暫く後、中条は 一旦動きを停め「由紀ちゃん・・」と声をかけ。「はい、何でしゃろ?」彼女が返すと 「そろそろ体位(ポーズ)変えよかな。疲れとらへんか?」と訊き。「ああ、いいや・・あたしが下のままで、昇りたいですわぁ・・」 「おお、そかそか。そないな事なら・・」そう返した彼は、由紀に繋いだ「竿」の抜き挿しを繰返しながら、高まって行く。それは「回春」と言っても良い 回復度合いであった。

この間 姉の由香は、繋がる二人の後方に回り込み、その交合部をじっくり、ネットリと観察した。男の「竿」を迎え入れた 妹の秘溝は加湿十分。秘液を滴らせ、下草をも濡らしながら 熱を帯びて行った。その中に、出入りを繰り返す「竿」の動きに、流石の由香も動揺していた。「ああ、凄い・・」

「由紀ちゃん、いいかいな?これから昇るで!」腰を動かし続けた中条は、探る様に 下の由紀に声をかけ。「あっ、あっ、いいわ、ふっ、ふうう~っ!」彼女も、更に息を弾ませて応える。これを合図に、最後の高まりへ。「行く~っ!」 「昇るう~っ!」応援歌の様な喘ぎの交歓で、二人は頂きに立った。「ハハ・・思ったより 気持ち良く頑張れたわ」 「ふふ・・さよですね。好い感じの余韻。素敵・・」
(つづく 本稿はフィクションであります)

今回の壁紙 名古屋鉄道 舞木検査工場に保存される 戦前の特急電車 3400系 パノラマカー登場のきっかけとなった先輩車種 岡崎市舞木町 2014=H26,2 撮影 筆者
中村由利子さんの今回楽曲「オール・イン・シーン(All In Theme)」下記タイトルです。
All In Theme

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