2ntブログ

記事一覧

ちょっと入淫 第42話「療治」

akane_hotaru_2279-18.jpg
「本当に・・」女医・小町(こまち)は、呟く様に言った。「惚れ惚れする程、綺麗な正常位だこと・・」彼女自身の居所寝室のベッドで繰り広げられた、女看護師・美波(みなみ)と「患者の男」宮城(みやぎ)の、熱い交わり。つい今しがた 絶頂を迎え、絡んで臥したままの二人は まだ息を荒げながら、愉悦の余韻に浸っていた。傍らには女医と、二人の昂りを補助させた 教え子の豊(ゆたか)が、静かに控える。

「(宮城)一路(いちろ)さん、聴こえる?」下に美波を組み敷いたまま、まだ興奮の渦中にいる彼の耳元に、女医は囁いた。「大丈夫、聴こえます」彼女の方へきっちりと顔を向けると、宮城は はっきりと首を縦に振って返した。「分かったわ。じゃあ聞いてて」 「了解しました・・」宮城の返事を受け、続けた。

小町「あのね、一路さん。この後 とりあえず一息入れて、それからあたしが 貴方に直に治療を行います。その時に、ちょっと傍(そば)にいる豊にも協力してもらわないとって所なのね。それを今から、ボツボツと説明するわ」 宮城「分かりやした。お聞きしましょう」 「よろしい。で、その前に・・」 「はい・・」 「当然だとお思いだろうけど、美波との『連結』を解かなきゃいけないわね」 「ハハ、そりゃ・・ですよね」

小町は、更に続けた。「美波・・」 「はい・・」 「気持ちいい?」 「ええ、とっても。先生と豊に見られてたのが、ちょっと恥ずかしかったのは事実だけど・・」 「ご免ね。でも余り気にしないで。それでね・・」 「はい・・」 「これから、一路さんが離れるの。で、絶頂の時に出た、彼の『情熱』が もうすぐ貴女の中から出て来るはずだから、それをちょっと 検体として採取するから。その後で、あたしが彼に 直に治療をする予定よ。詳しくは、追って説明するわ・・」小町が語りかけている間に、宮城はゆっくり 美波の上から離れる。

繋がれていた、礼儀を守り切った宮城の「竿(=男根)」がゆっくりと抜き離されると、開脚で露わになった、下草茂る上に咲く 朱の秘溝から、半透明の「白い情熱(=男精)」がゆっくりと流れる様に、姿を現す。「うんうん・・」観察する女医は、嬉々として美しい笑顔を浮かべる。「若者並みに濃い、好い感じだわ。調べてみてのお楽しみだけど、きっと精子も活発なのが一杯そうで、診る甲斐がありそう・・」

そう呟きながら、ゴムへら状の器具で、小さいガラス器へと移して行く。区切られると「豊!」傍らの教え子を呼ぶ。「はい、先生!」彼が返すと 「まず、この器を冷蔵庫へ。それから、ベッドに横になってる美波のアソコを手入れしてあげて」 「分かりました。只今・・」 指図を受け 豊は、それらの用をスムーズにこなして行く。勿論、美波の股間の手入れは ウェット・ティッシュを使い ゆっくり丁寧に進めた。

それらの処理が終わると、小町は 宮城と豊に言った。「さっきの『治療』の事だけど・・」 「はい・・」二人の男が声を揃えて返すと 「これからあたしが、直に一路さんの治療をします。ついては、豊にも深く参加して欲しいの。これだけでも、これから何をするか、分かるとは思うけど・・」 宮城「はい、何をするかって言いますと・・」 豊「何をするか・・ですよね。(一呼吸おいて)わっ、まさかっ!?」

「ふふ、その『まさか』かもよ・・」小町はそう続け、下した長い黒髪を揺らしながら、又も美しく笑った。傍らでは、美波が これも美しく微笑む。「美波、貴女は分かってる感じね」 美波「ええ、まぁね・・」返す語尾は、わざと曖昧にしている様だった。女医は続けた。「一路さん、つまりね 貴方とあたしが交わる事、それに豊も深く絡む事が、これからする『治療』って事よ」

「わわ、何と・・!」宮城はまだ、事態が呑み込めていない様だった。傍らの豊も、当然かもだが「まさか、あの事を・・」と言いたげな風情だ。宮城が「つまり・・」と、戸惑った様に切り出すと、小町は「迷うのは分かるわ。でも、ホントにやるわよ。今からする治療は、あたしに 貴方と豊が同時に交わり、繋がるの。そういう事よ」 「なる程。まだ受け入れられねぇ気もするけど、何とか落ち着いてやりましょう。それで・・」 「はい、何かしら?」 「豊君に、聞きてぇ事があるんですが・・」 「いいわよ。どうぞ・・」

小町の返事を受け、宮城は「豊君・・」と訊いた。「はい先輩、伺います」と彼が応じると、宮城は その耳元で囁く様に訊いた。「君は・・」 「はい・・」 「さっき、先生が仰った事を、実行した事あるのか?」 聞いた豊は、少しの間沈黙していたが、その後 宮城の視線を真っ向から受けてこう答えた。「ありますね・・」 聞いていた美波の美顔に、微かに笑みが走った様に感じられた。

「そうか、分かった・・」宮城は、呟く様に反応した。「まさかとは思うたが、その『まさか』だったか?でもまあ、何か・・『治療』と割れたからにゃ、やらん訳にはいかんわな。よしゃ!豊君。進行の事、決めようや。まずは少し、君の体験を聞いていいか?」 「分かりました。できるだけの所をお話ししましょう・・」豊はそう返し、続けた。

「この春だったんですが、自分の実家に帰った折、同じ予備校の先輩 阿久比 周(あぐい・あまね)さんを 3日程、自分の実家にお招きしたんです。実家の仕事の漁を応援したり、太平洋の海沿いへ遊びに行ったりしましたが、その時の夜とかに、美波さんを交えて 3人で深い事をしまして・・」 「ああ、なる程な・・有難とよ。そうか・・美波ちゃんと、そんな事までやってたんだな。あ、いやいや・・こりゃ非難じゃねぇから、気にするなや・・」

「有難うございます。大丈夫ですよ」 冷静に、豊は返した。そうこうする内に、美波が「水入り」の冷茶などを用意し、暫し一旦休憩に入る。この間に、体位は 小町を組み敷いてその上に豊が乗り、直ぐ後ろに回った宮城が、同時に交わる姿態とする事が申し合わされた。宮城が後ろとなったのは、身体の空く美波が「一路さんのお玉、じっくり舐めたぁ~い!」と、熱望した事による。十数分もすると「それじゃ、そろそろ始めようかしら」小町が言い、宮城と豊に「参加」を促す。

まずは、先程まで「熱い行為」が行われたダブル・ベッド上に、浴衣をはだけ、下方を露わにした小町の両脇に 宮城と豊が並んで控え、若い豊が 女医の胸元に手を差し入れて、その「双丘」を摩(さす)り回す間に、年長の宮城が 小町の股間を これも手指で摩って高めて行くという具合。「ああっ、はぁっ、い・・好いわぁ!」女医の喘ぎが始まると、少し休憩を入れながら 又高めて行く。数分間続く愛撫が二回程繰り返されると、今度は小町が、豊、そして宮城の竿を咥え込んで高めて行く。

まだ豊が高まっていない事を知る宮城は「彼の方から行って下されよ・・」と静かに頼み。頷いた女医は、直ぐに居住まいを正した「若い一物」を、巧妙に口舌で高めて行く。極上の口唇愛撫(フェラチオ)を見舞われた豊は「あっ、はあっ、せ・・先生。か・・堪忍です、イってしまいますぅ!」やっとの思いで、絶頂に昇らせられるのをこらえた。宮城も又、交互にこの「施し」を受け、一度ヌかれた余裕はあるも、やはり極上の快感に昂らされるのであった。暫く後・・

「さあお返しだ。豊君、行こうぞ!」 「はい、了解です!」 豊の返事を受け、宮城は ベッドに臥し 浴衣の下方をはだけて脚を曲げ開いた女医の秘溝に、丁寧に口唇愛撫(クンニリングス)の答礼を施す。下草を一通り口舌で摩って湿らせ、次いで秘溝に舌を分け入らせ、摩る様に舐めて行く。初めは「クチュクチュ・・」の小さな音も、加湿によって「ジュルジュル・・」なる、大き目の音へと変わる。「先輩、自分も・・」傍らで見ていた豊が、加わる姿勢を見せると「よしっ、来い!」 顔を上げた宮城が、手招きをして来た。

頷き、縦に首を振った豊が、宮城の傍らにやって来た。伏せた顔を見合せ ヒソヒソと微かな声で 簡単に打ち合わせた二人は 再び小町の股間に顔を埋め、秘溝の片側を宮城、他方を豊が口舌を巧(うま)く使って高まりを図る。仕掛けられる女医は「あはぁっ!ふっ、ふっ、ふはあぁぁ~っ!」更に高まりを感じさせる喘ぎで応える。こんな感じで、愛撫を装った悪戯(いたずら)が 10分は続いた。

「さて、小町先生・・」宮城が言った。頷きの返事を確かめ「そろそろ、先生の『最高機密』へ進入許可を頂きたい。お指図通り、又 美波ちゃんの希望通り、我々は 貴女と同時に繋がりますからな。宜しく、お願いします」聞いた女医は「分かった、いいわ。さぁ来て・・」両の脚を開いて、重なりを促した。まず応じたのは豊。臥した小町の上に重なりのしかかり、その両の脚を抱え込むと 下方を繋ぐ用意の態勢に入った。

そして、ここからが 先程ヒソヒソ声で打ち合わせた行動だった。宮城「よしゃ!じゃ、さっきの話通り進めよや。美波ちゃんの希望も入れりゃ 君が前の方が良いもんな」 豊「はい、その通りでして。先輩と自分が同時に繋がる様にしませんと、具合が悪そうでして・・」「ああ、そりゃ分かるよ。いまから、俺が案内したるから、まずは『ゆっくり進入』する態勢に入ってくれ」そう言って 豊の後ろに寄り添い、堅さを守る竿に、己のそれを近づける。その直ぐ下には、小町の秘溝がある。

腰さえ沈めれば連結完了のレベルに達した時、宮城は、後ろから豊に囁いた。「良いか。腰を落とす時は、俺が君の尻(ヒップ)を軽く叩いたるから、それ合図に進めりゃ良いって事よ」「分かりました。宜しくお願いします」豊の返事を受け、宮城は 彼と呼吸を合わせて、小町の秘溝への進入態勢を取る。そして、締まった豊の臀丘を右手で軽く「ポン!」と叩いて「行くぞ!」の合図。ゆっくり腰を沈めると、先程の美波との行為の時より 明らかに堅い締まりが感じられた。豊の竿も、宮城のそれにならい 小町の中を目指している様子が感じられた。それを裏付ける様な、増幅された、女医の喘ぎ・・
(つづく 本稿はフィクションであります。次回は 10/1月曜以降に掲載予定です)

今回の人物壁紙 朱音ほたる(あかね・ほたる=故人 ご冥福をお祈りします)
野呂一生さんの今回楽曲「道」下記タイトルです。
Michi

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

hakase32

Author:hakase32
愛知県在住の後半生男です。恐れながら、主に18歳以上限定内容を記して参ります。

お手数ですが、拙各稿を初めからお読み下さる場合は、下方にあります月間アーカイブ他のご利用をお願い致します。
他ブログを含め、拙記事の無断転用及び引用は ご遠慮下さい。

下記ランキングに参加しております。
クリックをお願いできれば幸いです。

官能小説ランキング

アクセスカウンター

愛と官能の美学

Shyrockさんの R18読み物集。他の作者各位も多数リンクされています。入口は、下記タイトルです。

赤星直也のエロ小説

赤星直也さんの R18読み物集。入口は、下記タイトルです。

未知の星

赤星直也さんの R18読み物集もう一つ。他の各位の作品も収録されます。

Mikiko's Room

Mikikoさんの、カテゴリー豊富な R18読み物集。独自視点の旅日記も好感です。

Adult Novels Search

R18 読み物の検索サイトです。

ブロとも一覧

拙バナーです

知人様より、優れたバナーを賜りました。必要時はご利用を Produced by Shyrock

もう一つの 拙バナーです

知人様ご厚意により、拙バナー追加編も賜りました。必要時はご利用を。 Produced by Shyrock

清き一票を(笑)

下記ランキングに参加しております。

日本ブログ村バナー


にほんブログ村 →できますれば、こちらも応援を・・

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ

これまでの拙連載「想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密(2016=H28,9~10)」と「轍(わだち)~それから(2016=H28,11~2017=H29,2)」  「母娘(ははこ)御膳(2017=H29,3~6)」  「南へ・・(2017=H29,6~8)」 「交感旅情(2017=H29,9~12)」 「パノラマカーと変な犬(2018=H30,1~5)」  「ちょっと入淫(2018=H30,6~10)」 「情事の時刻表(2018=H30,11~2019=R1,6)」 「レディオ・アンカーの幻影(2019=R1,11~2020=R2,5)」 「この雨は こんな風に聴こえる(2020=R2,6~2021=R3,3)」も お読み頂けます。