情事の時刻表 第31話「答礼」
- 2019/02/17
- 15:20
漁協の役員 一ノ瀬 建(いちのせ・たつる)のややアバウトな「お姫様抱っこ」で病室のベッドに仰向けに臥した女医・小町の両の脚が曲げ開かれ、その元に 一ノ瀬と崎山洋夢(さきやま・ひろむ)、若い三浦 渚(なぎさ)が集まり、次の展開を窺っている。三人の男たちは全て漁業関係者だけに、潮の香りと魚の体臭が微かに漂うも、それが小町の性感に火を点ける一因となった事は、既に触れた。
「さあ、小町先生・・」開かれた股間に、一ノ瀬が一膝を進める。そして「先程は、自分の股間を大いに熱して下さった!今度は 俺が先生に、心からお返しをする番でしてな~!」と続けた。臥して聞く小町は「有難う。お気持ちは嬉しいわ。でもね・・」 一ノ瀬「はい・・」 「さっきさ、あたしが尺ってあげた時に、貴方は結局 達しなかったわよね」 「あぁ、はい。た・・確かに達しておりませんで。それはですね・・」返す一ノ瀬は、言葉を濁す。
小町「それは、何?はっきり聞きたいわね」 一ノ瀬「はい、それは・・」と、又も言葉に詰まった様子。それを見た女医は「ふふ、言いたい事は、大体分かるわよ。この後 貴方や洋夢君、それに渚君も あたしと下方で繋がるんだなって思ってるでしょう。それで昇った時に発射したい。その為に我慢して凌ぎきったって事じゃないかしら?」 一ノ瀬は観念した様に「ど~も済みません。仰る通りでして・・」と呟く様に返し、傍らの崎山と渚も「僕らも済みません。右に同じです」と続いた。
これを聞くと、女医は笑って「やれやれ、考える事は 皆同じ・・か。でも良いわ。実はね、あたしも同じ事 考えてたの。そしてね・・」 「はい・・」男たちが返すと 「つまり、皆さんの竿・・つまり『男の核心』ね。それをあたしの『女の核心』で試すのが、この特別診察の 最大の目的なのよ」 「なる程。やっぱり!」三人の男は、感嘆して声を揃えた。「先生!」一呼吸おいて 一ノ瀬が言った。
「はい、何かしら?」小町が返すと、彼は「この答礼は、まず俺が先陣です。つきましては、そろそろ先生の下方にお邪魔する用意をと思いましてな。お召しの下着を取らせて頂きたく、準備に入りますぞ」 「ああ、好いわね。要はショーツを脱いで、ノーパンになりゃ良いんでしょ。分かるわよ。そうしなきゃ、次へ進めないもんね」 「仰る通りです。まぁ、お綺麗な脚の線を、もそっと眺めていてぇって想いも あるにはあるんですがね。なぁ、皆・・」 「・・ですねぇ。自分も、先生の 綺麗な脚のラインには参ってまして、できりゃ 朝まで眺めて触ってたい位でして。ただ、診察時間には 限りがありますもんね・・」崎山が返し、傍らで渚も 首を縦に振り頷いた。
「よし、そいじゃ・・」意を決した様に、一ノ瀬が言った。「ショーツは、俺が脱がす。洋夢と渚は、俺が合図したら、ちょいと応援して欲しい。まぁ、見てりゃ分かる事だから、気楽にしてろよ」 「分かりました・・」若い二人はそう答えたが、女医の耳にはやや引っかかるものがあったかも知れない。
「さぁ、それじゃ・・」女医が言った。「建さん、用意はいい?」 「OKです。進めますか?」一ノ瀬んが返すと 「あたしもよ。さぁ、ショーツを脱がせて・・」の返事に彼は頷いて白衣の両の裾を捲り上げると、現れた白い短めのショーツの横紐(ストラップ)に両の手指をかけ、静かに下して行く。やや深い下草と、同じく白基調の 柄の入ったサスペンダー型ストッキングが妙に似合っていた。
「さぁ、ご開帳ですよ!」一ノ瀬の この力強い言葉に、臥した小町も、傍らの若い二人も笑いを誘われたのは無理もなかった。「ふふ『ご開帳』ねぇ。確かに上手い事言うわ。期待して良さそうね・・」女医がそう返す時には、もう両の脚はグッと大きく開かれ、秘溝が剝き出しになっていた。「あぁ、素晴らしい。想像通りだわ!」男たちは、口々にそう呟いた。
決して都会的とはいえない 渋い表情を緩めると 一ノ瀬は「先生、では始めます!」の一声で、小町の股間に唇を合わせにかかる。その時「二人、頼むぞ!」短く呟き、手指で合図。それを見た崎山と渚には、意味が分かっていた。大きく曲げられた小町の脚を、一人が片側ずつ支えてくれという事だ。女医の腰下に、予備の枕が滑り込まされ、下方を大きく曲げた、所謂「マンぐり返し」の姿態となって、秘溝と菊花(肛門)が、男たちの眼前に晒された。
「いや~凄い凄い!こんなに明せさまに女性のアソコを目の当たりにするのって初めてだぜ。肛門(しりあな)も好い感じで咲いてるし、下草の加減も、素敵だぁ!」これが、男たちの素直な感想であった。「さぁさぁ・・」ねっとりと、秘溝を観察していた一ノ瀬が言った。「これから、先生に愉悦のお返しをせんといかん。我々は、も少し目の保養だな」言葉を区切ると「ジュパッ、ジュルジュル・・」の愛撫音を伴い、少し強めに 陰唇に合わせた口舌を吸い始めた。秘溝の合わせ目に舌先を挿し入れ、かき回す技も試す。
「あっ、はっ、はぁぁっ・・!」口唇愛撫(クンニリングス)を仕掛けられる 女医の反応は鋭かった。「よろしな~!先生の反応(レスポンス)は素晴らしいわ。よしゃ、暫く舌技も使わせてもらうかな・・」言葉にならぬも、一ノ瀬はそう思いながら、小町の秘溝を執拗に舐め回し、攻め立てて行く。「ああっ、い・・好いわ!も・・もっと つ・・続けてぇ~!」右脚を崎山、左脚を渚に支えられて下方の自由を失った小町は、喘ぎで反応した。「もっと続けて・・ですか。よろしよ~!『もっと欲しい!』って事ですなぁ。何なに、ちっとも惜しくなんかねぇ。差し上げますよ~!」
一ノ瀬の、最初の愛撫は数分間続いた。喘ぐ女医が昇る寸前の頃合いを見て、一ノ瀬はその股間から顔を上げ、愛撫の手を緩めた。「何?もう終わりなの?」戸惑う様に反応する小町に、彼は「いやいや、これで『さいなら』じゃありません。又 直ぐ戻りますよ」と返し、右脚を支えていた崎山に「崎ちゃん、交代しよ。その脚支え、俺が替わるからさ」 「はい、お願いします!」一ノ瀬と位置を交替した崎山は、小町の股間へと進む。
「あぁ、やっぱり 好いなぁ・・」秘溝に顔を近づけた 小柄な男はそう言って、飽かず観察した。「思ったより、女芯は鮮やかな色してるな。深めの下草も 反って先生らしいし。それと、乳房(おっぱい)もだけど、お尻の肌も素敵だ・・」そう続けながら、小町に声をかけた。「先生、行きますね・・」
頷いての返事を得ると、今度は崎山の口唇愛撫が幕を開ける。一ノ瀬がした事の見様見真似という所はあるが、崎山の愛撫は 一ノ瀬より丁寧な感じがあった。勿論「クチュッ、ジュルジュル・・」なる雑音を伴って。「ん、ん・・ふぅん。洋夢君、想ったより上手。ま・・又 熱くなれそうだわ。あ、ふぅぅん!」一ノ瀬の時より少し控え目なるも、再びの喘ぎを交えて応える。小柄で童顔の男に高められる独特の感触が、女医を酔わせる様だ。「あぁ、先生が反応して下さってる。こりゃ、燃えるなぁ・・」秘溝の合わせ目に舌を出し入れしながら、崎山はそう思ったりした。
崎山の愛撫も 数分間で区切りとなった。一ノ瀬が指図したのだ。彼の顔が 小町の股間から離されるとこう言った。「名残り惜しいのは分かっとる。理由は、後で話す」 聞いた崎山は「仕様がないなぁ」なる風情を見せながらも 「分かりました。そういうんでしたら・・」と一旦引き下がる。そして 残る渚に「貴方も、先生のアソコに挨拶して来なさい」と促すのであった。
微かな潮と魚の匂いを伴った 前戯の区切りは、一番若い 渚の愛撫。まだ舌技を使い慣れる段階(ステージ)になく、秘溝への接吻(キス)を繰り返す仕草がメインだが、仕掛けられる小町は これでも相当な快感を得ている様に思われた。「ふぅん、ふふ・・渚君も、若くて初々しいのが良いわね。その内上手になるから、今はその調子で続けてね」 「はい、有難うございます。まだまだ、覚える事がありそうですね」時折顔を上げ、若い渚はそう返した。
その間に、一ノ瀬と崎山は、それぞれの下方を予熱した。三人中で一番色黒な一ノ瀬の竿は、勃起も十分で、次なる出番を待っていた。彼よりやや小さめの、崎山の竿も反応が良い様だ。「さて、崎ちゃん・・」一ノ瀬が声をかけた。「はい、聞きましょう」返事を得ると「これから、どうなるかはもう分かるよな。俺たちが、こうして膨らむました竿が、どこに繋がるかって事も・・」 「はい。どこに・・ですか。分かります」崎山は、努めて冷静に返した。
(つづく 本稿はフィクションであります)
今回の人物壁紙 明日花キララ
今回の「音」リンク 「ピアノ(Piano)」 by久石 譲(下記タイトル)
Piano