令和の 幕間ですけど~その2
- 2019/07/19
- 14:22
雨がちの梅雨空が続きます。例年ですと 拙ブログの内容たる連載の稿を続けたり、もう一つの活動たるウェブ写真帖のまとめをしたりの日々ですが、諸事もあって中々にそうした事共と向き合う時間の確保ができず、忸怩たるものがあるのも事実です。
そうした折、昨日生じた 京都アニメーション拠点の放火事件はそれぞれ30人を超える犠牲被害を生じる大惨事へと進んでしまいました。誠に憤りと深い悲しみを覚えるものであります。ランキング参加、そして読者各位の内にも京アニを愛好する方々は少なくないと思われ、犠牲各位への弔意と負傷を初め被害各位へのお見舞いの意を謹んで表したく思います。
そうした想いに留意して、やはり大規模な制作企業ともなると 主なメーカー企業関係と同様に、防犯防災に関する保安度セキュリティを普段から高めておく必要があったのではないでしょうか。災害への備え、そして国防安保の面もそうですが、日本及び日本人の思考は こうした分野の事共ともなると所謂「性善説」が邪魔をして、当然に必要な備えまでも「しなくて良い」風の気持ちにさせてしまう所があり、それが「もしも、まさか」の場合の対応を難しくしている所はある様に思います。
京アニの当該社屋は、警備の方が常駐してはいなかった様で、実施されておれば或いはあの様な蛮行を阻止できたかも知れません。既に以前から、京アニ宛ての脅迫メッセージが着く事もあり、可能性が指摘されていただけに尚更という気もする所です。放火の疑いある当該人物は、実は数年前に首都圏でコンビニ店強盗の挙に出、実刑で服役→出所後に再犯の形で今回の凶行に及んだ模様。刑期を終えたとはいえ、再犯が懸念される者は 行政と地域住民が連携して日頃より動きを監視する体制づくりも不可欠と思います。これは、夏場特に多いとされる 性暴力犯罪との向き合いにも必要な事でしょう。
アニメーションと来れば R18分野の物語に取り組まれる各位も少なくないと心得ます。今回の京アニの悲劇が、これからの我国のアニメ文化に大きな影を落とさない事を 本気で祈念したいと思います。拙連載の見通しは、アイデアは幾つかありはしますが、どうも纏めきれておらず 現状での開始はまだ適当でないと思います。今暫くの日数を賜れれば幸いです。来週は梅雨明け→猛暑到来が予想されます。改めて、どちらもご健康安全留意にて、又近く・・
今回の壁紙 京都・二条城正門付近夜景 京都市右京区 2018=H30,4 撮影、筆者