令和の 幕間ですけど~その3
- 2019/08/12
- 14:56
残暑お見舞い申し上げます。長めだった梅雨が明けた後、一定は覚悟の猛暑到来で そろそろ体調が音を上げそうな時季でもありまして。
今夏は、当地愛知にとって三年に一度の国際的な美術祭典「あいち・トリエンナーレ」の当該年なんですが、その関連展示の一つ「表現の不自由展」が開始後短期間で中止のやむなきとなったのが遺憾は事実です。大村現県知事の「いつもより尖った感じの展示にしたい」希望を津田芸術監督が真に受け、かなり政治色の強い展示に傾き 物議を醸す大韓民国で多数設置の所謂「少女像」に酷似した塑像や 亡き昭和天皇を想起させる人物の肖像に着火の挙句 足踏みにする様な画像が不快感を催すとして、名古屋市民や愛知県民の抗議が多数寄せられ、それを受けての河村名古屋市長の申し入れを受けての早期中止は、拙的にはやむを得ないものと心得ます。
確かに日本国憲法第 21条他の「表現の自由」や公権力による検閲抑止は一方では必要ですが、同時に同法第 12条で我国民市民に対し、基本的人権の健全な保持や濫用禁止、公共の福祉に対する責任ある行使を規定しているはずで、今回展示はこの規定に照らして著しく不適切だった為の中止と看るのが妥当な様です。大村知事と津田監督は、こうした所への留意が甘かったと看ざるを得ません。この展示が民営施設での開催なら 少なくとも拙者は黙認した所ですが、諸税など公的資金が投じられる行事では流石にアウトでしょう。特定野党の関係や左傾有識者、そのシンパたるメディア勢力は展示再開を叫んでいる様ですが、これは認めるべきではないでしょう。
この催しの会場は 当地名古屋市内に点在している様ですので、残り二カ月の会期中に 拙近所の会場位は覗こうかと思いますが、前述展示は初めから観覧の意思がなく、中止の報を聞いて「やはり・・」の感を新たにしたものでした。他情報では「あいち・トリエンナーレ」は前回展示でも、生きた鳥類を芸術作品に見立てた倒錯した作品の展示を認めたとかで、以前から必要な審査の緩さを孕んでいたのかも知れません。こうした不良な所は、東海地方の住人として 是非検証し必要な対策を打ち出して頂きたく思います。
さて次回連載・・構想は幾つかありはするんですが、まだ開始には日数を要しそうです。何しろ詰めとかまとめを行う時間が確保できない状況が続いておりまして。諸事と並行して 他の各位の作品を拝読したり、市販の R18読み物に目を通したりで 今は研鑽の時かな・・なんて感じもする所です。その合間を縫い、鉄道交通などの写真撮影などもボツボツと行う日々であります。遅れましたが、平成最後の拙写真帖「平成惜別 後編」が一応纏まりましたので、以下にリンク致します。前編は前回記事にリンク済み。両編共に 各画像右側のⓘマークのクリック又はタップにて、拙コメントがご覧になれます。ご意見ご感想は、拙記事コメント欄をご利用下さる様。まだ猛暑の折 各位ご健康安全にて又近く・・。
今回の壁紙 ナゴヤ・オートトレンド2019's会場にて 名古屋市港区 2019-3 画像提供 A・DENKA様 有難うございます。
平成惜別 後編