令和 2年の幕間ですけど・・その 3
- 2020/05/20
- 21:38
中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎流行に関する政府緊急事態宣言の適用地域がかなり絞られてきた様です。明日にも首都圏の東京都、神奈川、千葉、埼玉の各県と北海道以外の各地は対象から外される模様。ただこれは、警戒の段階的緩和であって 解除ではない事を理解した方が良さそうです。
既に深刻な影響が出ている国内経済と教育を考えると、商業初め 企業活動と学校などの再開を目指すべきは当然の事ですが、かと言っていきなり全てを平常に戻す訳には参らないのも事実。「コヴィッド 19」と呼ばれる新型ウィルスは依然強い感染リスクを伴い留まっている訳で、家族や知人といえど 野外や飲食など商業施設内では「ソシャル・ディスタンス」と呼ばれる適度の間隔を取る事が求められ、席順なども対面を避ける配慮が必要とされる様です。商店のレジなどでは 感染抑止の為の透明なシールドが用意され、やはり平時ではないなと思い知らされる事も多いのではないでしょうか。
治療薬と予防ワクチンの開発は、間違いなく進められている様です。既に重症患者向けの米合衆国産「レムデシビル」が我国政府承認を得られた他、軽症患者向け国内産の「アビガン」の承認も近い様です。これら以外の新薬が早期承認が得られる可能性もあり、治療手段の幅が広がれば、それは一つの安心材料でしょう。ただ、本当の一安心には やはり予防ワクチンの登場が待望されますね。全くゼロからの開発の由なので、やはり政府承認→実用化は来年に入ってからになりそう。それまでは、少し前述した事を含む「新しい生活様式」を準用して乗り切るしかなさそうです。
仕事での「テレワーク」や教育の「オンライン学級」それに医療での「オンライン診療」などがこれから広まる事も予想され、この 1~ 2年は ITや AIなどの分野で大きな変化が見られるのかも知れません。我々は、その辺りもよく観察して 世界的感染症リスクを抱える現実と向き合って参る必要があるのかも知れません。もしかすると、そうした事が拙次回作に影響する可能性もないとは言えないかも。前述感染症は、僅かな油断でも第二波以降の流行再来を招きかねないリスクもあるとされ、もう暫く油断ならない所でしょう。拙者にとっても 遠出ができないなどの不満がありはしますが、罹患して ただでさえ危険な状況下で忙殺される医療関係各位の手を煩わせない為にも、今暫くの用心を心がけるつもりです。お読み下さる各位のご健勝をも祈念して、又近く・・
今回の人物壁紙 桜羽のどか