想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第11話「逡巡(しゅんじゅん)」
- 2016/09/23
- 11:24
7月23日の木曜、この日は雨。これが、この年の梅雨最後の降雨となる。健(たける)、徹の二少年。この朝は、いつもの戸外での朝錬が叶わない為、ラジオ体操と早めの掃除に充てる事にした。勿論、後者は途中まで。続きは、朝食後に持越しだ。「お早うございます!」「はい、お早う!」二女講師と挨拶を交わし、朝食に臨む二少年。メニューは、定番の洋朝食と大体同じ。この日午前は、午後から川下の親類宅へ向かう、香緒里の二限に亘...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第10話「軌跡」
- 2016/09/22
- 16:18
7月22日の水曜、曇り空の朝だ。夜は、降雨の天気予報が出されている。前夜、特別林間学級の主任講師 伊野初美(いの・はつみ)によって、早過ぎる童貞卒業と相なった、白鳥 健(しらとり・たける)、箕輪 徹(みのわ・とおる)の小6二少年。浅かった眠りの夜が明け、この日の朝錬は、軽くキャッチ・ボールをして終わろうと言う事になった。前夜は、良く眠れない事もあって、学習絡みの事共や、性行為の体位などを含む雑談が日付が変わ...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第9話「蠢動(しゅんどう)」
- 2016/09/21
- 14:01
「いつ知ったの?どこで覚えたの?」徹のベッドに移った、初美の下方を愛撫する彼の動きの巧みさは、驚くべきものがあった。とても、小6男児の仕業とは思えない。優しく、愛でる様に、彼女「自身」に唇を重ねる仕草も、「ああ、ここですね」とは言いながら、既に知っていた様に「自身」の割れ目に舌を入れ、陰核(クリトリス)と共に、丁寧に、磨くみたく舐め上げる様も、悉く健(たける)の、いや、これまでに交わった、全ての男たち...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第8話「絶景」
- 2016/09/17
- 14:15
「マジか?・・『まさか』が本当になろうとしている」健(たける)の脳裏に、緊張が走った。「初美さん」彼は言った。「好きです。俺の下方(アンダー)に、丁寧なご挨拶を下さった。お返しをさせて下さい」「分るわ。少しなら受けましょう」初美は、更に脚を開いて行く。健は身体を伏せ、上体を師の股間に沈め、彼女「自身」に、静かに唇を重ねる。そして・・舌先を少し割れ目の中に入れ、ゆっくりと舐めて行く。程良い刺激を受け、師...
想いでの山峡(やまかい)~林間学級の秘密 第7話「秘園」
- 2016/09/16
- 11:14
「ようこそ、俺のベッドへ」健(たける)が挨拶した。「そうだ、初美さん。今の内に小用しといた方が好いですよね」「そう、その通りよ。二人、行ってらっしゃい」 これを受け「では」と二少年は、一旦離席した。その間、健のベッドにての、初美の呟き。「これからよ。夜の補習の核心は。二人に、自慰(オナニー)を禁じたのもそのせい。この二年、あたしは、二人に色んな事を教えた。その一つの報いはもらったけど、もう一つも欲しい...